Professional HDVは、クォリティ&低価格化の両立から、業務用HDV制作の標準テープに位置付けられている。ソニーでは、想定ユーザーとして、予算の都合でDigitalMasterを購入できず民生用テープを使用しているユーザー、もしくは他社製DVテープを使用しているユーザーを考えているようだ。一方のDigitalMasterは、放送局もしくは制作プロダクションといった、クォリティ優先のユーザーを想定している。
Professional HDVのラインナップとそれぞれの記録時間をDigitalMasterと比べると、スタンダードサイズの64分の代わりに同96分が用意されている(写真2)。 価格はそれぞれ、DigitalMasterに比べ、約75%ほどになっている(表1)。