SonyDrive : ソニー製品情報
価格表
カートン入数
ソニーテープの歴史
相変化記録方式についての解説(04.3.1)
カタログ(PDF:173kB)
機器情報
プロフェッショナルディスクは新開発の光ディスクに青紫色レーザー技術を採用、ディスク径はCDやDVDと同じ12cmながら、23.3GBの大容量記録を実現しました。優れた耐久性、長期保存性に加え、ディスクならではのランダムアクセス性と高画質、高音質で、放送業務仕様を満足する安定した高性能をさまざまなフィールドで発揮します。
プロフェッショナルディスクは様々なフォーマットのデータを同一メディアに格納できるフレキシブルなプラットホームです。
XDCAMシリーズの記録メディアとして、SDではDVCAM、MPEG IMX、HDではMPEG HDフォーマットのデータに対応しています *1 。これらの映像・音声データのほかに、プロキシAVデータと呼ばれる低解像度の映像・音声データ、日付・時刻・各種コメントなどの収録映像の付加情報をメタデータとして記録することが可能です。
*1 記録および再生できるフォーマットは、カムコーダー、デッキの機種により異なります。
光の波長は、赤から紫に向かうほど波長が短くなる特性があります。プロフェッショナルディスクは、青紫色レーザーを採用することで、赤色レーザーを採用しているDVDの650nm(ナノメートル)に対して、405nmと短波長を実現しています。
また、数値が大きくなるほど光を絞り込む能力が高くなるレンズのNA(開口数)も、DVDの0.6を上回る0.85とすることで、約2倍の高密度記録を実現しました。
この結果、DVDの4.7GBに比べ、約5倍にあたる23.3GBという大容量記録を可能としています。
プロフェッショナルディスクのデータ転送レートは、1オプティカルヘッドモデル(HD:PDW-F350/F330、PDW-F70/F30、 SD:PDW-530/510、PDW-V1、PDW-D1)で72Mbps、2オプティカルヘッドモデル(PDW-1500)では144Mbpsとなっています。
また、編集ソフト(PDBZ-E1500)でアップグレードしたPDW-1500でのアセンブル編集、ビデオインサート編集時には、このデータ転送(書込み)レートの1.2倍のパフォーマンスが可能です。
光ディスクというノンリニア記録媒体は、映像や音声コンテンツを扱う上で,多大な効果を発揮します。
従来のテープ媒体では実現不可能な高速アクセスが可能であり、XDCAMラインアップでは記録される映像に付加されるサムネイルデータと提携することで、高速ランダムアクセスを実現します。
光ディスクは記録・再生時に物理的な接触がないため、連続使用や繰り返し使用に優れています。
プロフェッショナルディスクでは、耐久性や防塵力に優れたカートリッジを採用することでディスクへの埃や衝撃および表面の保護を強化しています。
過酷な環境下で使用される放送業務用として、温度や湿度への耐久性も考慮された設計になっています。
記録容量
レーザー波長
データ転送(書き込み)レート
ディスク直径
カートリッジ寸法
23.3GB
405nm(青紫色)
Max. 172Mbps(2オプティカルヘッド)
12cm
129×131×9mm(W×H×D)
記録方式
相変化記録
<記録時間>
コーデック
ビットレート
記録時間
XAVC HD
100Mbps*
約21分
MPEG HD422
50Mbps
約43分
MPEG HD
35Mbps
約65分
25Mbps
約85分
18Mbps
約112分
MPEG IMX
50Mbps
約45分
40Mbps
約55分
30Mbps
約68分
DVCAM
25Mbps
約85分
※記録/再生時間は目安であり、クリップやオーディオチャンネル数によって異なります。仕様は変更される場合があります。
* フレーム周波数29.97P及び59.94iの場合
項目
DVD
プロフェッショナルディスク
ディスク径(mm)
120
120
ディスク厚(mm)
1.2
1.2
フォーマット容量(GB)
4.7
23.3
記録波長(nm)
650
405
NA(開口数)
0.6
0.85
転送レート(Mbps)
11
Max. 172
(2オプティカルヘッド)
トラックピッチ(μm)
0.74
0.32
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