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高耐久性、長期保存性をそのまま継承し、片面2層の記録層と高密度記録に対応することで、これまでの1層ディスクの2倍以上の50GB(ギガバイト)の大容量記録が可能となりました。長時間記録や高解像度フォーマットでの映像記録に対応し、安定した高性能をさまざまなフィールドで発揮します。 |
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2層ディスクでは、レーザー光が当たるディスク表面から0.1mmの深さのところに1つ目の記録層(以下L0層)、表面から0.075mmのところに2つ目の記録層(以下L1層)があり、その間は厚さ0.025mmの中間層で構成されています。
L0層またはL1層で記録・再生する場合は、その部分にレーザー光が焦点を結ぶよう、ピックアップがコントロールされます。 |
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L0層を記録・再生するときはレーザー光がL1層を透過する必要がありますが、L1層を記録・再生するときはL1層で反射させなければなりません。このため、L1層には新しい材料・製法による「半透過性」記録膜を開発し、採用しています。
L1層では「透過特性(L0層の記録・再生)」「反射特性(L1層の再生)」「光吸収特性(L1層の記録)」をバランスさせる必要があり、高精度な製造技術が必要とされます。 |
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短波長の青紫色レーザーでディスク上に信号を記録するときには、高出力のレーザー光を照射後 急速に温度を下げることで、記録膜の状態を変化させています。その部分を「マーク」と呼びますが、最も短いマークの長さ(最短マーク長)は、1層ディスクでは0.160μmであるのに比べ、2層ディスクではさらに短い0.149μmとなっています。最短マーク長を短くして、線方向の記録密度を高めることで、1層ディスク23GBの2倍以上の50GBを実現しています。 |
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PFD50DLAは2層ディスク対応ドライブを搭載したXDCAM機器で使用できます。
ディスクと対応機器には『DLマーク』を共通で記載しています。ご確認の上ご使用ください。 |
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DLマーク |
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PFD50DLA |
カートリッジ寸法 |
129×131×9mm(W×H×D) |
ディスク直径 |
12cm |
記録容量 |
50GB |
記録波長 |
405nm(青紫色レーザー) |
記録方式 |
相変化記録 |
トラックピッチ |
0.32μm |
データ転送(書込み)レート※ |
最大172Mbps(2オプティカルヘッド) |
書換え回数 |
1,000回以上 |
読み出し回数 |
1,000,000回以上 |
データ保存寿命 |
50年以上 (加速試験による推定値) |
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※データ転送レートは、使用する機器および機能により異なります。 |
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