ライブラリースペースの限られた空間の中に、とにかく沢山のテープを収納する事が、第一の希望でした。弊社のアーカイブメディアはDVC-PROなど小さなものも多数あり、ソニー(文祥堂)の提案する棚は棚厚(棚の奥行き)が薄い為無駄な奥行きが少なく、メディアの収納率の高さが魅力的でした。
また、上部転倒防止装置や棚体の堅牢性から耐震性が高い事、万が一の地震で棚がレールから外れても復旧しやすい構造になっている事もポイントです。
さらにこれは我々のアーカイブへのこだわりですが、万一の地震の際にもアーカイブメディアが棚から飛び出しにくいように、コストはかかりましたが棚板に傾斜をつけています。
未曾有の天災となった東日本大震災において、ライブラリー倉庫のある横浜市では震度5強を記録しましたが、収納していたテープは1本も落下する事なく、また棚の破損、車輪の脱輪もなく震災後もそのまま通常使用ができています。
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高密度に並ぶ棚 |
高密度な収納 |
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上部転倒防止バー |
傾斜棚 |
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