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弊社アーカイブの中に、著作権等の観点から利用が不可能と思われるコンテンツが、1インチテープのまま保存されているものがありました。しかし昨今、著作権の利用環境が変わってきており、それらのコンテンツを利用出来る可能性が高まり、変換を検討しておりました。弊社は、アーカイブのフォーマット変換は原則として自社内で実施しており、1インチのVTRもまだ所有していますが、大量のフォーマット変換を行うには、作業時間、メンテナンス費用、部品、作業人員の確保など、フォーマット変換の品質を維持するには費用が膨大になる事から、困難と考えていました。
また、アーカイブテープの増加が著しく、アーカイブスペースが逼迫している中、1インチテープはHDCAMラージテープの約3倍の体積があるため、これを何かに変換して1インチテープを廃棄したいという考えもありました。
そんなときにソニーの古いアーカイブテープのアップコンバートサービスの事を知り、具体的なフォーマット変換の検討を始めました。 |