ゼネラルマネージャー
中川 大輔 様
エリジオンは数多くの文化財のデジタル化に携わる機会にめぐまれ、3Dデータの活用に関する課題や現場の管理者の苦労などへの理解は深めていました。3Dデータ化した貴重な建築構造物を2Dのディスプレイでただ見てもらうのではなく、その価値や重要性を「体験」として届けたいという思いがありました。そのためには、自分自身が見ているという感覚を違和感なく提供できるSRDが重要なハードウェアとなりました。ELF-SR2は、画面を見る人の瞳のトラッキング信号に追従してコンテンツを動かす反応がよく、没入感が際立ちます。非接触型で、裸眼で鑑賞できる点も、より多くの人に文化財の価値を届けられる利点になります。文化財の価値や魅力、専門家が伝えたいと思っている情報を、違和感のない高画質な立体映像の「体験」として提供できるSRDに、今後も期待しています。