平素よりソニー製品をご愛用頂きまして、誠にありがとうございます。
ソニー株式会社は空間再現ディスプレイ ELF-SR2の本体ファームウェア1.20.00を9月4日にリリースいたします。
ELF-SR2では立体映像の「制作」から「展示」までクリエイターを支援するべく、実在感があり正確な3D立体映像表現を追求していましたが、今回更なる進化を遂げました。ファームウェアアップデートにより、より自然な視聴体験や高い表現力や解像感を支える技術を強化し、お客様の様々な使用シーンに対応できるようカスタマイズ可能な設定を追加いたしました。また、Autodesk社のMayaに対応したプラグインアプリケーション“空間再現ディスプレイ Plugin for Preview”も近日リリース予定です。こちらの新プラグインアプリケーションはELF-SR1/ELF-SR2で使用可能です。
ファームウェアアップデートと新しいプラグインアプリケーションのリリースにより、ますますお客様のクリエイティブワークを加速し、プレゼンテーションや会議を支える強力なツールとして進化した空間再現ディスプレイをご体験ください。
■ELF-SR2 ファームウェア1.20.00内容
※ 画像はイメージです
1. 画像処理設定 :
画像処理を「画質優先」と「処理優先」から選択可能になりました。「処理優先」にするとGPUの負荷を低減し、重いデータ量の多いコンテンツでも滑らかに表示することができます。
2. 使用環境設定 :
視線認識のアルゴリズムを使用環境に合わせて変更できるようになりました。
3. 視聴者切換 :
最大2人の視聴者に対して、視線認識対象を切り替える設定が可能になりました。本切り替えは本体の「Fnキー」に設定を割り当てることも可能です。
4. クロストーク調整 :
視聴者に合わせてよりクロストークの少ない最適な画質に調整することができます。
5. 視点検出の安定性向上 :
瞳認識に動き予測機能を追加しました。検出処理の改善により、オブジェクト表示の安定性が向上しました。
6. 暗所での安定性向上 :
特に暗い環境下で発生しやすい画面のちらつきを低減し、より安定した映像を楽しめます。
7. 超解像度処理の最適化 :
超解像度処理が最適化され、精彩感をより高めることができます
ELF-SR2の製品情報・アップデート情報に関しては以下のURLをご確認ください。
https://www.sony.jp/spatial-reality-display/products/ELF-SR2/
■新プラグインアプリケーション
※ 画像はイメージです
プラグインアプリケーション“空間再現ディスプレイ Plugin for Preview”はDCCツールを使用した3DCG制作の際、制作物を空間再現ディスプレイで立体表示することのできるプラグインアプリケーションです。シンプルな操作で様々な角度から裸眼でコンテンツを立体で確認することが可能です。
詳しくは以下のURLをご確認ください。
https://www.sony.net/Products/appselect-spatial-reality-display/jp/appDetail/dcctool/90c39b846cd59708/?locale=ja_JP