店舗発信のYouTube動画配信で
新しい形の“接客”にも挑戦
ソニーストア 名古屋
スタイリスト
梅村 直子 Naoko Umemura
もともと写真を撮るのが趣味で、前職はカメラメーカーのショールームに勤務していました。ですが、残念ながらそのショールームが閉館することに。別の職種に就くことも考えたのですが、せっかくなら「好きなカメラの知識を活かした仕事がしたい」と、ソニーストアへの転職を考えました。
ソニーはカメラ業界の中でもかなり先進的なイメージがありましたし、ソニーストアではよく面白いイベントなどを催しているのも知っていたので、「とても楽しそうな職場だ」と思い、応募しました。
プライベートでもデジタル一眼カメラ「α7III」をメインで使っています。入社してすぐに買ったものです。実際に使っていて好きだからこそ、お客様目線で接客できるのも私の強みだと思いますし、日頃から「ソニーのカメラは本当にすごいな」と思っているので、自信をもって接客できます。
接客で大事なのは、お客様と信頼関係を築くことだと考えています。そのためにはお客様の満足度が最優先です。カメラは決して安い買い物ではありませんし、追加でレンズを購入されたり、アフターケアで長期的なお付き合いになったりする方も多いので、商品のご購入に関わらず気軽に「ソニーストアに行こう」と思ってくださるように、一人ひとり丁寧な接客を心掛けています。
今、ソニーストアのスタイリストとして新製品の紹介や使い方を提案する動画配信も担当しています。
「動画を観て買うことに決めたよ!」などと言ってくださると、対面の接客以外でもお客様の手助けになっていると実感して、感動します。
動画の仕事で特に印象深かったのは、ソニーストア初となるYouTubeでのライブ配信を行った時ですね。デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1/ZV-1G」という新製品の解説を新製品発表の直後に行うというもので、その製品に関してのソニーストア公式のファーストアクションということもあり、責任重大な役目でした。
同僚と連日夜遅くまで発表の練習や準備をしたり、苦労もあったりしましたが、終わった後には、お会いしたことのない開発部署の方々などからもたくさんの心温かいメッセージをいただきました。新製品の開発には本当に多くの人が関わっているのを知るのと同時に、スタイリストの仕事も大勢の方に支えられているのだと実感しました。
またその後も「観たよ!」「あの配信観て買ったよ!」と言ってくださるお客様もいらっしゃり、思い切った挑戦ではありましたが、自分をひとまわりもふたまわりも成長させてくれました。あの時の緊張感と高揚感はこの先も忘れないです。
私は、先輩や同僚などの人間関係や環境にも恵まれて、入社から2年程度で契約社員から正社員になることができました。何事もプラスに捉えて、行動に起こしていった結果でしょうか。
現在の仕事ぶりは、自己評価では70点くらいで、「まだまだがんばらなきゃ」と思いますが、とにかく失敗を恐れず前向きに新しい取り組みに挑戦していきたいと思います。また、現状に満足することなく、次のステップでは更に自分の新しい可能性を見出していきたいですし、型にはまらず、常に新しいソニーストアを作っていきたいですね。
日本でソニーという会社を知らないという人はほとんどいないと思います。そんな会社の中で自分が正社員として働けることに誇りを持ち、ソニーストアに足を運んでいただいたお客様にはいつもワクワクを提供し続けたいです。
ソニーは柔軟性のある会社であり、ソニーストアは個性を活かしてくれる環境です。もし、一緒に働くことになったら、何事にも貪欲にチャレンジしてほしいですね。新人という殻に閉じこもらずに、何事にもチャレンジしていけば、必ず花が開くと思います。