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「これ買ったんですよ」「実は持ってるんですよ」などとふとお話頂くと、私もオーディオ好きなせいかなんだか嬉しくなっています。
お持ちの方からよくいただくお問い合わせが、「どのイヤホン(ヘッドホン)が相性いいですか?」というもの。
きっとこのWM1AM2を機に、”ハイエンドポタオデ”の世界に足を踏み入れたお客様も多いのかな?と感じております。
このWM1AM2は、音楽プレイヤーの中でもかなりクセのない優秀な音質です。
クリアーでパワフルな音像でありながら、音源に過度な味付けをしないため、むしろ音の最終的な出口であるイヤホンやヘッドホンのキャラクターを感じやすいかもしれません。
となると、お好みのイヤホン・ヘッドホンでいいですよ、と言いたいところなのですが、「せっかくだからできるだけ良い音で聴きたい!」という欲求にはなるべくお答えしたい…!
というわけで本日は「どのイヤホン(ヘッドホン)が相性いいですか?」というご質問にお答えすべく、オーディオ好きの私チョイスで、ヘッドホンとイヤホンを1点ずつ紹介させて頂きます!
①MDR-Z7M2
ヘッドホン派の方にはこちらをオススメします!
今回オススメしたいMDR-Z7M2は、この上位機種MDR-Z1Rの音響技術や構造をしっかり踏襲しています。
基本的な音質はとても高いレベルでクリアしているので、もはや「どちらの方が音がいいか?」という次元ではないのです。
料理で言えば、素材のクオリティは最高品質で(WM1AM2側)、シェフの腕はまったくもって最上級である、ということです。
じゃあ何が違うか?というと、キャラクターが若干違います。盛り付け方がちょっと違う、くらいのイメージでしょうか。
MDR-Z1Rはひとことで言うと「空間の広さに驚くヘッドホン」ですが、対して今回おすすめしたいMDR-Z7M2は、強いて言うなら「音を楽しむヘッドホン」かと感じます。
○音質
音の粒立ちの良さ、輪郭をはっきりと聴き分けられる解像能は、先述した通り"基礎性能の高さ"によるものです。
MDR-Z7M2のキャラクターのうち、最も印象的なのは"低音域"にあります。
スピード感がありキレがありつつ、豊かでふくよかな低音域の再生が、なんとも楽しく心地よく音楽を聴かせてくれます。
その低音の処理が他の帯域を邪魔してないことも、このヘッドホンの魅力的なポイントです。絶妙な塩梅のバランスです。
中音域においては、人の声が伴奏より前に出る楽曲なのか、後ろに下がる楽曲なのかをはっきりと聴き分けることができます。かつ、歌詞や声の輪郭が潰れることはなく、演奏より前であろうと後ろであろうと、その楽曲における声の魅力を余すことなく伝えてくれます。
高音域は楽曲の"広さ"や、音の輪郭などに影響がありますが、決して刺さるようなピーキーな感じではなく、あくまでも広がり感、そして輪郭と音の粒立ちを再生してくれます。
少しヘッドホンの話とは逸れますが、近年は低音域にこだわりのある楽曲が増えたように思います。
EDMをはじめとしたエレクトロなサウンドが広く受け入れられ、生楽器と電子音が同居することも多くなりました。
生楽器の録音と、電子的に生成した音では、音の持つ周波数成分がまるで違うため、いかに生楽器を生楽器っぽく聴かせたまま電子音と同居させるかのバランスが大変難しいそうです。
そんなふうにアーティストやエンジニアがこだわって詰めたバランスを、そして楽曲の魅力を、
プレイヤーやヘッドホンが減衰させてしまうのはとてももったいないことですよね。
お持ちのNW-WM1AM2と、このヘッドホンMDR-Z7M2であればその心配はご無用です。
○着け心地
この手の有線のハイエンドヘッドホン愛好家の方々は、おそらくご自宅でじっくり音楽を楽しまれることが多いかと思います。
その点もご安心ください。
長時間の使用でも快適に音楽視聴に浸れる仕組みが満載です。
そういう意味で言えば、「ヘッドホンの存在が消える」感覚になるかもしれませんね!
②IER-M7
続いてイヤホン派の方におすすめなのがこちらです!
こちらはソニーとしては"ステージモニター"というジャンルのイヤホンです。
アーティストの方がライブなどの際にイヤホンしてるの見たことないですか?アレです。アレがステージモニターです。
ステージ上で自分の声や他の楽器の音を流して、演奏のクオリティを担保するためのもので、これを一般的に"モニター"といいます。
足元にスピーカーを自分向きに転がしておくパターンがよくありますが、見た目の問題や、より精度の高い緻密なモニタリングをしたい場合にステージモニター(イヤーモニター)が使われることがあります。
と、ここまでお話すると、「要はプロ向け機材ってこと?」と思われる方もいるかもしれませんが、その通り。
実際にプロの方でお使いの方もいらっしゃいますし、それだけ音と使い勝手が良い、ということです。
そして、別にそれを音楽聴くのに使ったっていいんです。
使ったっていい、というか、むしろやはり音がいいので積極的に使うべきです。
○音質
ステージ上でアーティストの方がモニターとしてこのイヤホンを使うにあたって、「上げたい音、下げたい音がきちんと反映される」という点は欠かせません。
例えばベースをもうちょっと聴きたいのに、あげてもあげても出てこなかったり、こもっちゃったりだと意味がないですよね。
IER-M7は実際に聴くと解像能が素晴らしく、かつキレの良い音です。
一番の特徴は"中音域"にあると私は感じています。
このIER-M7、特にドラムやボーカルの方で、「歌をフォーカスして聴きたい方」にぴったりだなぁと感じています。
厚みがあり音の濃さを感じながらも、緻密で細かく分離感のある音で、歌や声の息づかい、反響音まで聴こえてきます。
もちろんそれを支え、または彩る高音域や低音域もとても優秀なバランスで鳴ってくれます。
柔らかく硬さのない高音と、キレ良くスピード感のある低音。特に低音は、低すぎる帯域を敢えてあっさりと聴かせてくれるようなキャラクターで、軽やかにカジュアルに音楽に向き合えます。
○着け心地
イヤホン本体を耳に入れたあと、耳の外周にケーブルを掛けるようなイヤホンを、巷では"インイヤーモニター"なんていうことが多いですが、こちらもその仕様です。
これ、まず見た目がそれっぽくてかっこよくないですか?
慣れるまでちょっと面倒かもしれないですけど、慣れると最高です。
耳に掛けることで服とケーブルが擦れる音がイヤホンに伝わるのを軽減できますし、どこかに引っ掛けたときも装着感が大きく変わるのを防いでくれます。
イヤホン本体もかなり小型で、しっかりと耳の奥まで入るようにデザインされており、長時間の使用でも耳が痛くなりづらいかと思います。
顔の正面から見た時にイヤホンが出っぱらないのも、地味に嬉しいポイントですね。
そして、このIER-M7は、プロ仕様よろしく梱包されている箱も大変豪華になっています。
各種サイズのイヤーピースも揃ってますので、じっくり試してみる時間も、きっと楽しんでいただけると思います。
というわけで、「NW-WM1AM2にはどのイヤホン・ヘッドホンが相性いいの?」というご質問にお答えすべく、2つの製品をオススメさせて頂きました。
オーディオ商品は目に見えない分、心ゆくまでご体験頂くのがベストかと思っています。
お近くのソニーストア店頭では、時間を気にせずゆっくりとご試聴も頂けます。
立ち寄る機会があれば、ぜひ遊びに来てくださいね。