フォーカスセット
[フォーカスエリア]が[ゾーン]、[フレキシブルスポット]または[拡張フレキシブルスポット](ILCE-7RM2のみ)のときの基本の操作方法は、まず[フォーカスエリア]を呼び出し、中央ボタンを押してどのフォーカスエリアにするかを決定してから、コントロールホイールの上/下/左/右を押すか、または前/後ダイヤルを回して測距枠を動かします。
[フォーカスセット]をカスタムキーに設定すれば、フォーカスエリア選択画面をダイレクトに呼び出し、コントロールホイールまたは前後ダイヤルで測距枠を素早く移動させることができます。[フォーカスセット]は初期設定ではC2ボタンに割り当てられています。
設定方法
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[フォーカスセット]を任意のボタンに割り当てます。
MENU→(カスタム設定)→[カスタムキー設定]→希望のキーに[フォーカスセット]の機能を設定する。
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[フォーカスセット]を割り当てたボタンを押します。
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コントロールホイールを回してフォーカスエリアを選びます。
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[ゾーン]または[フレキシブルスポット]のとき、コントロールホイールの上/下/左/右を押すか、または前/後ダイヤルを回して測距枠を動かします。
- [フォーカスセット]はどのボタンにも割り当てられます。測距枠を動かすのに前/後ダイヤルを使う場合は、シャッターボタンの近くに、コントロールホイールの上/下/左/右を使う場合は、コントロールホイールの近くに割り当てて、素早く操作できるようにします。
フォーカスセットとフォーカスエリア
[フォーカスエリア]をC1ボタン、[フォーカスセット]をC2ボタンに割り当てたとします。それぞれのボタンを押したときの操作を比較してみます。
[フォーカスエリア]を選択した場合、C1ボタンを押す、フォーカスエリアを選択、中央ボタンを押して確定、測距枠を移動するという4つのステップが必要です。
[フォーカスセット]を選択した場合、C2ボタンを押す、コントロールホイールを回してフォーカスエリアを選択、測距枠を移動するという3つのステップで操作できます。
つまり、[フォーカスセット]のなかに[フォーカスエリア]が含まれているようなものです。カスタムキーをひとつだけ設定するならば[フォーカスセット]をおすすめします。
[フォーカススタンダード]は同じシーンを何カットも撮影するときにおすすめです。