フォーカススタンダード

[フォーカススタンダード]は、カスタムキー設定で任意のボタンに機能を割り当てることで使えるようになります。[フォーカスエリア]が[ゾーン]、[フレキシブルスポット]または[拡張フレキシブルスポット](ILCE-7RM2のみ)のとき、少ない操作で測距枠を移動できます。

[フォーカススタンダード]はILCE-7RM2/7M2ともに本体ソフトウェアバージョン「Ver.4.00」以降で対応します。

設定方法

  1. [フォーカススタンダード]を任意のボタンに割り当てます。

    MENU→(カスタム設定)→[カスタムキー設定]→希望のキーに[フォーカススタンダード]の機能を設定する。

  2. [フォーカススタンダード]を割り当てたボタンを押します。

  3. [ゾーン]または[フレキシブルスポット]のとき、コントロールホイールの上/下/左/右を押して測距枠を動かします。

  4. 撮影します。撮影後は引き続き、コントロールホイールで測距枠の移動が可能です。

  • 操作を終了するには[フォーカススタンダード]を割り当てたボタンを押します。
  • [フォーカススタンダード]使用時は、コントロールホイールとC4ボタンに割り当てたカスタムキー設定は無効になります。
  • [フォーカスエリア]が[ワイド]または[中央]で、[中央ボタン押しロックオンAF]が[入]のときボタンを押すと[中央ボタン押しロックオンAF]が起動し、[切]のときは、ボタンを押している間、オートフォーカスを行います。

フォーカススタンダードとフォーカスセット

[フォーカススタンダード]は、動く被写体を自分の意思で追いかけるのに便利です。[フォーカススタンダード]を割り当てたボタンを押すだけでよく、シャッターを切る度にボタンを押しなおす必要がありません。コントロールホイール近くに割り当てれば、ボタンを押してすぐに測距枠の移動ができます。

[フォーカスセット]は前/後ダイヤルで操作が可能であり、[ワイド]から[フレキシブルスポット]へ、など、フォーカスエリア変更が素早くできます。

ふたつの機能は操作性が異なるので、撮影スタイルに合わせてお好みの機能をお使いください。