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  • 望遠レンズ

    飛翔する鳥や飛行機、月の表面など、遠くにある被写体を大きく写したいときは望遠レンズの出番です。

    スポーツシーンや野生動物など、近づけない被写体の撮影にも威力を発揮します。

    焦点距離の長さを活かしたきれいなぼけも楽しめます。

  • 拡大焦点距離:500mm / F値:5.6 / シャッター速度:1/1250秒

ぼけが作りやすい

ぼけの大きさをコントロールするには、『絞り(F値)』、『焦点距離』、『撮影距離』、『背景との距離』の4つの要素が重要です。この4つの要素のうち『焦点距離』は長いほどぼけやすいので、望遠レンズを使うとぼけが作りやすいです。

  • 拡大焦点距離:300mm / F値:11.0 / シャッター速度:1/640秒

望遠レンズで撮影。手前にある貝と背景の海との距離が遠いため、海面に反射した太陽の光が大きく玉ぼけになっています。

森に棲む野鳥を撮影すると、木々の緑が混ざり合い溶けるような背景ぼけがつくれます。

  • 拡大焦点距離:500mm / F値:5.6 / シャッター速度:1/320秒

■ポートレートレンズ

85mm前後の中望遠の単焦点レンズは、被写体と適度な距離感で撮影でき、背景をきれいにぼかすことができるので、ポートレート撮影に最適と言われています。

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圧縮効果

望遠レンズで撮影すると、近くにある被写体と背景の遠い位置にある被写体の距離が圧縮されたように近づいて見えます。これが圧縮効果で、望遠ならではの表現です。

  • 拡大焦点距離:200mm / F値:8.0 / シャッター速度:1/1000秒

写真【A】【B】は、中央の花が同じ大きさに写るようにカメラを移動して撮影しています。【A】に比べて望遠で撮影している【B】のほうが、背景の島が大きく近づいて見えます。

  • 【A】焦点距離：75mm

  • 【B】焦点距離：200mm

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コンバーターレンズでさらに望遠

対象レンズは限られますが、コンバーターレンズを装着すると、さらに望遠で撮影することができます。

コンバーターレンズ

  • テレコンバーターレンズ SEL20TC使用

ワンポイントアドバイス
ワンポイントアドバイス

望遠での撮影は手ブレしやすい

望遠撮影ではカメラ側のわずかな動きが大きく影響し、手ブレしやすくなります。三脚やリモートコマンダー（レリーズ）などを積極的に活用しましょう。
シャッターチャンスが厳しくなければセルフタイマー2秒を利用するのも1つの方法です。環境に合った手ブレ対策を試してみてください。

スローモーション撮影もおすすめです。

メジロと桜をスローモーション撮影する 

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おすすめの撮影シーン

運動会・スポーツ

近くに寄りたいけれど、トラック外が撮影ポイント。望遠レンズなら大事な瞬間の表情も捉えられます。

  • F値:5.6 / シャッター速度:1/1600秒

  • 焦点距離:210mm

鉄道

遠くから狙えば周りの景色を一緒に収めたり、手前に入ってしまう架線柱や建物を省いたりもできます。

  • 焦点距離:30mm / F値:16.0 / シャッター速度:1/50秒

  • 焦点距離:82mm / F値:5.6 / シャッター速度:1/125秒

月

表面の模様やクレーターのでこぼこまで鮮明に。

  • 焦点距離:750mm / F値:16.0 / シャッター速度:1/60秒

  • 焦点距離:840mm / F値:11.0 / シャッター速度:1/80秒

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おすすめの望遠レンズ

機種はさまざまですが、NEX-7やα6000（ILCE-6000）で使っていたレンズをα7C（ILCE-7C）やα7III（ILCE-7M3）で使えるか、といった内容のお問い合わせをお客様からいただくことがあります。

ボディ、レンズともに、APS-Cフォーマットと35mmフルサイズがあり、同じEマウントであれば組み合わせてお使いいただくことが可能です。使用時の注意点などについては以下のページをご覧ください。

APS-Cフォーマットのボディまたはレンズと35mmフルサイズのボディまたはレンズを組み合わせて使えるか（α：アルファ：Eマウント）

ズームレンズ

600mmまでをカバーする超望遠ズームレンズです。超望遠域での撮影シーンの中でも、特に野鳥や野生動物、航空機、スポーツ、鉄道など、被写体に容易に近づけない動体撮影に最適です。

広角24mmから望遠240mmまでとズーム領域が広く、風景や建築物、ポートレートなど、さまざまな被写体を撮影できる高倍率ズームレンズ。花や紅葉のアップから風景全体まで、一本のレンズでさまざまな画面構成ができるので、撮りたい瞬間を逃しません。

Gレンズならではの高解像とコンパクトを両立した、350mm（35mm判換算525mm）の世界まで切り取れるAPS-C超望遠ズームレンズです。光学式手ブレ補正機能の搭載により、運動会やスポーツ、自然・アウトドア、ペットや野生動物など幅広い被写体の撮影に適し、さまざまなシーンで手軽に超望遠撮影が楽しめます。

風景、ポートレート、ネイチャーなど多彩なシーンで活躍するAPS-Cフォーマット対応の高倍率ズームレンズです。光学式手ブレ補正機能を内蔵し、手持ち撮影もサポートします。日常のスナップ撮影はもちろん、荷物を最小限に抑えたい旅行などにもおすすめです。

単焦点レンズ

優れた解像力と美しいぼけ味を誇るソニーのG Masterの中でも、ワンランク上の美しいぼけ描写を実現した100mm中望遠単焦点STF（Smooth Trans Focus）レンズです。息をのむような柔らかで独特なぼけ描写が、ピントのあった被写体を鮮明に際立たせ映像に自然な立体感をもたらします。さらに、高基準の光学設計により、画面周辺まで極めて高い解像性能を実現しています。

単焦点レンズならではの描写力とぼけ味を楽しめる、35mmフルサイズ対応の大口径中望遠単焦点レンズです。85mmの大口径単焦点レンズならではの背景ぼけを生かした、印象的なポートレートを手軽に撮影できます。

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