APS-Cサイズのレンズは35mmフルサイズのボディで使えます。
逆に、35mmフルサイズのレンズをAPS-Cサイズのボディで使うことも可能です。
α7シリーズなど、35mmフルサイズのボディでAPS-Cサイズのレンズを装着するときはカメラのMENUから[APS-C/Super 35mm]または[APS-C S35撮影]を[入]または[オート]にします。初期設定では[オート]になっています。
35mmフルサイズのレンズを装着して[APS-C/Super 35mm]または[APS-C S35撮影]を[入]にすると、APS-Cサイズのイメージセンサーで撮影するときと同じ画角になり、望遠レンズを使ったような効果が得られます。カスタムキー設定しておくと瞬時に切り換えられるので便利です。
ヒント
動画撮影時の撮影条件によっては[APS-C S35撮影]の設定が固定されます。
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APS-Cフォーマットのボディまたはレンズと35mmフルサイズのボディまたはレンズを組み合わせて使えるか35mmフルサイズのレンズをAPS-Cサイズのボディで使う場合は特別な設定は不要です。
APS-Cサイズのボディで撮影する場合、同じ焦点距離のレンズをフルサイズのボディに装着したときよりも画角が狭くなります。これはイメージセンサーのサイズの違いによるものです。詳しくは以下のページをご覧ください。
レンズのフォーマットが35mmフルサイズ、APS-Cのうちどちらなのかは製品型名とレンズ名称で判別することができます。
製品型名の末尾にある「F」と、レンズ名称の冒頭にある「FE」は35mmフルサイズレンズであることを示しています。
同じ焦点距離、F値のレンズがある場合はとくに、これを知っておくと便利です。
SEL50F18F(FE 50mm F1.8)
SEL50F18(E 50mm F1.8 OSS)
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レンズの名称と型名について