広大な風景や星空を撮るには広角レンズがおすすめです。人間の視野よりも広い範囲を捉えることができます。
狭い室内を広く見せたり、高いビルをより高く見せたりするなど、奥行きや遠近感を強調する表現も得意です。
広角レンズで撮れる、写真ならではのさまざまな表現をお楽しみください。
広角レンズで絞りを絞って撮影すると、ピントの合う範囲(被写界深度)が広く、深くなるため、画面の手前から奥まで全体にピントが合ったパンフォーカス写真を撮ることができます。
フレーミングに気を付けよう
広い範囲が写るので、見られたくないものや雰囲気を損ねてしまうものが画面に入ってしまうことがあります。画面の中にどの範囲まで入れるか/入れないか、余計なものが写らないようにフレーミングに気を付けましょう。
広角レンズは人間の視野よりも広い範囲をとらえるので、肉眼では見ることができない景色が広がります。高いビルを下からあおって撮るとより高く見えるなど、遠近感を強調した表現が可能です。近くから遠くに伸びる線を画面に入れると、遠近感がさらに強調され、奥行きが感じられる写真になります。
広角レンズは周辺がゆがむので、人物の集合写真を撮影する場合は、端の方にいる人がゆがんで写らないように注意しましょう。
焦点距離の違いによる遠近感の違い
写真【A】【B】は、トンネルの入り口が同じ大きさになるようカメラを移動して撮影しています。写真【A】は広角なので、写真【B】よりもトンネル出口は小さく見え、トンネルの長さ、奥行きが強調されているのが分かります。
対応レンズは限られていますが、フィッシュアイコンバーターレンズを装着することで、魚眼レンズのような撮影ができます。
風景
旅先で出会った広々とした風景、目で見るよりもさらに広々と臨場感あふれる写真に。
夜空の星
満点の星空、広角レンズでその広い空をカバーできます。
空の表情
さまざまな表情を見せる空、その奥行きや雲の立体感を1枚の写真に。
機種はさまざまですが、NEX-7やα6000(ILCE-6000)で使っていたレンズをα7C(ILCE-7C)やα7III(ILCE-7M3)で使えるか、といった内容のお問い合わせをお客様からいただくことがあります。
ボディ、レンズともに、APS-Cフォーマットと35mmフルサイズがあり、同じEマウントであれば組み合わせてお使いいただくことが可能です。使用時の注意点などについては以下のページをご覧ください。
APS-Cフォーマットのボディまたはレンズと35mmフルサイズのボディまたはレンズを組み合わせて使えるか(α:アルファ:Eマウント)ズームレンズ
焦点距離12mmをカバーする超広角ズームレンズ。風景や建物など、目の前に広がる光景をダイナミックに捉えたいという表現への欲求に応えます。
超広角領域の15mmから広角27mm相当(35mm判換算)までをカバーする超広角ズームレンズです。軽くてコンパクトなので、背景を入れながらの自撮りや動画撮影にもおすすめです。
単焦点レンズ
超広角20mmの画角と開放F値1.8の明るさ、高い点像再現性で、風景や夜景、星景撮影に威力を発揮。さらにジンバルやグリップに装着しやすい小型・軽量設計をはじめ、高い近接撮影能力や静粛なAF駆動など、動画撮影にもおすすめの1本です。
ツァイスレンズの描写力を存分に堪能できる開放F値1.8の大口径広角単焦点レンズ。最大撮影倍率は0.25倍で、高い近接撮影能力を備えています。
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