一人ひとりが節電を積み重ねると、日本全体で大きな節電になります。
ここでは、パソコンをご利用の際に消費電力を抑える節電の設定についてご紹介します。
パソコンを利用する際は、節電を心がけましょう!
パソコンは電源を切っていてもわずかに電力を消費します(これを待機電力と呼びます)。
長時間使用しない場合は、パソコンの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
電源プラグの抜き差しが困難な場合は、スイッチつきの節電タップを使うと便利です。
各差し込み口にスイッチがついていて、スイッチを切るだけで、電源プラグを抜く動作と同じ効果が得られます。
手軽に節電したいという方にはおすすめです。
Giga Pocket Digitalで予約録画中に電源プラグをコンセントから抜くと、録画できないのでご注意ください。
ちょっと席をはずすようなときは、電源を「スリープ」(Windows XPでは「スタンバイ」)にしたほうが、毎回電源を切るよりも節約ができます。
しばらく使わないときは、電源を「休止状態」にしましょう。
「スリープ」って? | 現在作業中の状態を保持したまま省電力状態にすることです。 |
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「休止状態」って? | 現在作業中の状態をハードディスクに保存して、パソコンの電源を切ることです。 |
電源を切るときは、「スリープ」、「休止状態」を上手に使い分けて節電しましょう。
周辺機器の電源プラグをコンセントに差したままにしていると、機器を使用していなくても電力を消費します。
パソコンに接続したままで使用していないプリンターなどの周辺機器がある場合は、電源プラグを抜いておきましょう。
IP電話にご加入の方は、モデムやONU(光回線終端装置)の電源プラグを誤って抜かないようご注意ください。
液晶ディスプレイの輝度(明るさ)を最大にせず、使用状況に応じた明るさに抑えることで、消費電力を減らすことができます。
壁紙を設定しているとパソコンの起動にわずかに時間がかかり、電力を消費します。
写真などの壁紙を使用せず、無地の壁紙に設定して消費電力を減らしましょう。
壁紙の設定手順を参考にして、壁紙に画像を選択せずに単色を選択します。
スピーカーやヘッドホンの音量が大きい方が消費電力も大きくなります。音量を小さくしたり、消したりすることで消費電力を減らしましょう。
メディアドライブの中にCDやDVDを入れたままにしていたり、USBポートに色々な機器を接続したままにしていると、パソコンから電源供給(バスパワー供給)される場合があります。
また、入れっぱなし・つけっぱなしにしていると、パソコンを起動する際、読み込み処理が発生します。そのため、起動に時間がかかってしまうというデメリットもあります。
使用後はパソコンの電源を切る前に取り出しておきましょう。
パソコンを使用する際の消費電力は、ディスプレイの明るさや、CPUの使用率、冷却ファンの設定など、さまざまな要素で変化します。
これらの組み合わせ(「電源プラン」「省電力設定」などと呼びます)を使用状況に応じて適切に選択することで、効果的に節電をすることができます。
設定方法は、以下のページをご参照ください。