スイッチャー
MCS-8M
マルチフォーマットコンパクトスイッチャー

MCS-8M

商品の特長

幅約42cm、高さ約13cm、奥行き約27cm、約5kgの小型筐体に、ビデオスイッチャー、オーディオミキサー、コントロールパネルを一体化しています。

HDとSDでの運用に対応しています。スイッチャー全体のフォーマットをメニューで切り換えることができます。

対応するフォーマット
1080i/59.94、1080i/50、720p/59.94、720p/50、480i/59.94、576i/50

標準で8入力・4出力、キーヤー1系統(クロマキー対応)、1チャンネルのフレームメモリーと、1チャンネルDME(Digital Multi Effects)を装備しています。DMEはPinP、スライド、デフォーカス、モザイクなどに対応しており、プリセットDMEワイプ機能として使用できます。また、スナップショット機能を活用して効率的な映像制作を行うことができます。

  • ※ 本機のバックグラウンドトランジションはバストグル(フリップフロップ)モードで動作します。バストグル・オフモードには対応していません

■8入力
HDモード: HD-SDI×4、HDMI×3、DVI-I×1
SDモード: SD-SDI×4、アナログコンポジット×3、DVI-I×1

  • ※ すべての入力系統にフレームシンクロナイザー機能を搭載しています

■4出力
HDモード:PGM(HD-SDI)、AUX1(HD-SDI)、AUX2(HD-SDI、DVI-D)、マルチビューアー(DVI-D、HD-SDI)
SDモード:PGM(SD-SDI)、AUX1(SD-SDI)、AUX2(SD-SDI、アナログコンポジット) 、マルチビューアー(DVI-D、SD-SDI)

プログラム出力以外にAUX出力を2系統(AUX1、AUX2)搭載しています。AUX1もしくはAUX2を使うことで、M/E(Mix/Effect)で作成した映像(PGM)と他の映像をミックスすることができます。

3Dモードを標準で搭載し、MCS-8M1台で、左右のカメラで撮影した信号の同時切り換えが可能です。画像の切り換えはカットとミックストランジションに対応しています。切り換えた画像はHD-SDI信号2本の他、サイドバイサイド信号として出力することも可能です。

  • ※ HD信号のみ対応します
    ※ HDMI信号入力のエンベデッドオーディオは使用できません

1系統のフレームメモリー出力を装備しており、入力信号をキャプチャーした画像の他、PCなどで作成してUSB端子からインポートした画像を12枚まで保存して使用することができます。インポート可能なファイル形式はTGA・TIFF・BMPです。

1台のモニターで画面を分割して異なる画像をSDIとDVI-D端子からモニターできるマルチビューアー出力を1系統装備しています。画面は4分割または10分割を選択できます。

SDIエンベデッド、HDMIエンベデッド、XLR端子、TRSジャック、ピンジャックから入力した音声信号をミキシングすることができます。出力はSDIエンベデッド、HDMIエンベデッドと、XLR、TRSジャック、ピンジャック、ヘッドホン端子を使用できます。

本体後面のUSB端子にUSBメモリーなどを接続し、フレームメモリーに保存した画像、スナップショット、システム設定をインポートならびにエクスポートできますので、フレームメモリーに保存した画像をPCなどで再利用することができます。

背面のDサブ端子にGPI入力4系統、GPIまたはタリー出力4系統を割り当て、外部機器との連動操作が可能です。

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