光学式手ブレ補正で主要な役割を果たしたエンジニアは、ソフトウェア技術部門(カメラ動作を制御する回路を担当)の高岡 俊史とオプト技術部門(光学系を担当する)の安井 智仁である。安井はブレをキャンセルする時に物理的に動くレンズが搭載されている「鏡筒」部分を担当、高岡は手ブレを感知し→信号処理し→鏡筒を動かす指令を出す一連の処理を行う大規模集積回路(LSI)の開発を担当した。