メインマシンとしての高性能テクノロジーや高機能を搭載しながら、約1.36kg(*)の軽量なボディを実現。また、天板と底板がほぼフラットなため、すっきりと手になじむ薄さで、バッグへの出し入れがよりスムーズです。
天板はカーボン層の間に特殊シートを挟むことで、軽量化を図りながら高剛性を実現したハイブリッドカーボン。パームレストはアルミの一枚板を押しだし成型で加工したものを、一枚一枚削りだして成型、ソリッドな質感を備えつつ、軽量化と高い堅牢性を両立させました。
モバイルとしての実使用上を想定して品質試験の項目を策定。落下・衝撃試験、振動試験など、本体や液晶に過酷な条件下での試験を繰り返し、高い堅牢性を確保しています。
TCG(*1)の仕様に準拠、高いセキュリティー水準でSSDやハードディスク内の重要なファイルやデータを暗号化できる「TPM(*2)セキュリティーチップ」を搭載。通常のPCとは異なり、データと暗号カギを分散して保持(下図参照)。これにより、ハードディスクが取り外され別のPCに取り付けられても、データの読みだしは困難です。TPMセキュリティーチップでは辞書攻撃防御機能が追加されています。
センサーを指でなぞるだけのシンプルな操作で、「パワーオン・パスワード」、「Windowsログイン・パスワード」までを一気に解除。シンプルな操作で個人認証ができ、電源ONから本体起動、OS起動、使用開始までのパスワード入力のわずらわしさを解消します。また、ログイン以外にも、スリープ・休止状態やスクリーンセーバーからの復帰、ユーザーデータの暗号化保存やパスワードバンクとしても利用可能です。
快適な使用環境を維持しながら消費電力を低減するソニー独自の省電力技術による徹底した省電力化で、モバイルとして十分なスタミナを確保。標準バッテリー搭載時は、外出先での作業にも十分な約7.5時間(*2)のスタミナを実現しています。さらに大容量バッテリーを装着すれば、最長約11時間(*1)の長時間駆動が可能です。
標準仕様(店頭販売モデル) VPCZ129FJ/S |
VAIOオーナーメードモデル/ 法人向けカスタマイズモデル |
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リチャージャブル バッテリーパック(S) VGP-BPS20 |
約7.5時間 | 約6.5時間(最短)* 約7.5時間(最長)* |
リチャージャブル バッテリーパック(L) VGP-BPL20 |
約11時間 | 約9.5時間(最短)* 約11時間(最長)* |
* VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでは、仕様の選択によりバッテリー駆動時間が異なります。詳しくは「主な仕様」をご確認ください
周囲の明るさを検知し、液晶輝度を最適な明るさに自動調整する照度センサーを搭載。液晶は常に最高輝度が必要なわけではなく、明るすぎるとかえって見づらくなり、電力が無駄になるケースもあります。たとえば、リビングやオフィスなどでは輝度を最大から2段階ほど下げても快適に使用することが可能です(図1)。それにともない、消費電力も半分以下に低減できます(図2)。
また、液晶の輝度を最適化することで、消費電力を抑え、バッテリー駆動時間をのばすことが可能です。自動輝度設定画面(図3)で消費電力率を視覚的に確認すると、効果が手に取るようにわかります。また、液晶の輝度は、ゆるやかに変化していきます。
バッテリーの急速充電に対応。バッテリーの一定容量までであれば、従来に比べ約2倍のスピードで充電が可能(*)。外出先など、急ぎの充電もスムーズです。
「いたわり充電モード」は、バッテリー容量の約80%でストップする「いたわり充電モード(80%)」と、バッテリー容量の約50%でストップする「いたわり充電モード(50%)」のいずれかが選べます。長時間のスタミナが必要なとき以外は「いたわり充電モード」に設定しておけば、バッテリー寿命に影響する充放電回数を延長し、バッテリーパックの長寿命化をはかれます。スピーディーな充電を可能にしながら、バッテリーもいたわれる便利な機能です。
VAIOオーナーメード/法人向けカスタマイズモデルでは、照度センサーにより明るさを検知。暗い場所でキーボードの文字部分が光る「キーボードバックライト」の選択が可能。暗い場所でキーボードに触れるとはじめて点灯、スムーズなキー入力により作業を効率化させます。
VAIOオーナーメード/法人向けカスタマイズモデルでは、キーボードの選択時にフォントの変更が可能です。
受信最大7.2Mbpsの高速通信ができる無線WANに対応。携帯電話の回線を利用した無線WANは広い範囲を網羅しているので、移動中でも快適に大容量データの送受信ができます。
Gobi(*)は3G無線WAN機能をノートPCに内蔵し、3Gネットワークを通しいつでもどこでも高速かつセキュアな通信を提供するモバイルブロードバンド技術です。
ひとつの基地局でカバーするエリアが広く、よりアクティブなモバイル環境を実現するモバイルWiMAX(ワイマックス)に対応。
IEEE 802.16eをもとに規格化された世界標準の通信技術です。
受信最大20Mbps(*)、送信最大6Mbps(*)というブロードバンド並みの高速インターネットを実現し、動画などの大容量データを外出先でも快適に送受信できます。
2.4GHz/5GHz(IEEE 802.11a/b/g/n)無線LAN機能を搭載。映像や音楽などの大容量データのダウンロードも快適です。ワイヤレスON/OFFスイッチを装備しているので、飛行機の中など電波を出せない場所では無線通信機能をオフにして使用できます。
さらに、VAIOオーナーメード/法人向けカスタマイズモデルでは従来に比べて受信時約1.5倍、送信時約3倍の高速化を実現したMIMO(3×3 送信3/受信3、理論値450Mbps)(*1)の選択が可能(*2)。障害物が多い環境でも、安定した送受信ができます。また、IEEE 802.11a/b/gの上位互換にあたるため、現在使っている無線LAN環境でもそのまま使用できます(*3)。
Bluetooth対応の関連製品と組みあわせで、VAIOがもっと便利になります。
レシーバーなしで通信できる別売のBluetooth レーザーマウスと組み合わせれば、ケーブルに煩わされることなく、マウスの操作ができます。
別売のBluetooth ヘッドセットを使用すれば、テレビ電話をするときに、ハンズフリーで会話ができます。
さらに、Bluetooth対応の携帯電話とつないでデータをやりとりするなど、さまざまな楽しみが広がります。
Webカメラ《MOTION EYE》と内蔵マイクを搭載。付属ソフト「Skype(スカイプ)」によりインターネットを利用したテレビ電話が可能です。
また、付属ソフト「WebCam Companion」により、手軽に“自分撮り”ができ、ブログへのアップやメールへの添付も簡単です。
毎日の暮らしを便利にする「FeliCa(フェリカ)」対応リーダー/ライター「FeliCaポート」を搭載。
「Edy(エディ)カード」や「おサイフケータイ」などをかざすだけで、スマート&スピーディーに、気軽にインターネットショッピングが楽しめます。
また、入金や、乗車履歴のチェックも行えます。