LSPX-P1をもっと知る
ポータブル超短焦点プロジェクターは“テレビからの置き換え”に使える?
『LSPX-P1』購入検討者レビュー/Vol.1『LSPX-P1』は、壁際に置くだけでどこでもサッと映せるポータブル超短焦点プロジェクターです。従来のプロジェクターとはまったく異なる便利さ・コンセプトの本製品を、購入検討中の方々に体験してもらいました。
今回体験してくれたのは、ロフト付きのワンルームマンションで一人暮らしをしている30代男性のIさんです。「部屋のインテリアをできるだけスッキリまとめたくて、今後はプロジェクターをテレビの代わりに置いてみたいんです」と語るIさん。インテリアはスッキリさせつつも、自身の趣味のオーディオのためにスペースを有効活用したいという思いもあるとのこと。
ポータブル超短焦点プロジェクター『LSPX-P1』なら、約10センチ四方とコンパクトなので置いたときの存在感も小さく、さらに本体にバッテリーとスピーカーも内蔵しており、気軽にほかの場所に動かして使うこともできます。ロフトがあるIさん宅では、プロジェクターが部屋を行き来しやすいというメリットも生かすことができそう。
リビングのテレビ代わりに
『LSPX-P1』を置いたら景色が変わった
Iさんがまず『LSPX-P1』を置くことにした場所はリビングのテレビ台です。テレビを『LSPX-P1』に置き換えることで、テレビを観ていないときにインテリアとしての圧迫感がなくなる上、スペースも有効活用できるように。
Iさん:「今まではテレビ台の下段に置いていて使いにくかったアナログレコードのプレーヤーも、これならラック上段でゆったり使えるようになります」
実際にこのポジションで映像を視聴してもらいました。
Iさん:「壁の近くに置いてもかなり大画面にできるのがすごいですね。画面は、日中でカーテン全開だと明るさがやや足りなくなる場面もありますが、逆に真っ暗にしなくてもこれだけ鮮明に観られるとは知りませんでした」
…と、なかなか好感触。なお『LSPX-P1』では、壁から約9センチ離すだけで40型、約28センチ離すことで80型もの投写画面を実現できます。
“テレビに代わるものとしてのプロジェクター”が暮らしそのものを一変させる
『LSPX-P1』を自宅の環境で使ってみた第一印象として、Iさんは「部屋をスッキリさせたいという目的を達成しつつ、今まではできなかった映像の楽しみ方ができるようになりそうです」と興奮気味に語ります。また、映像を観る手段をテレビからプロジェクターに変えたことで意外な発見もあったとのこと。
Iさん:「今までは、家に帰ったら何も考えずにテレビをつけて、そのままだらだらと過ごしてしまう…というのが習慣になっていましたが、プロジェクターだとそれが変わるんですよ。だらだら観なくなるし、好きなコンテンツを“さぁ観るぞ”という気にさせてくれる。時間も有効に活用できそうですよね」
部屋のスペースの有効活用だけでなく、時間も効率的に使えるとなれば、超短焦点プロジェクターは暮らしそのものを一変させる存在になりそうです。
レコーダーなど、さまざまなHDMI機器を
ワイヤレスユニットにつないでフル活用
ちなみに、Iさんがまずプロジェクターで映していたのは地上波のテレビ放送。『LSPX-P1』でテレビを観る場合は、付属のワイヤレスユニットにチューナーやレコーダーなどを接続します。プロジェクター本体に直接つながなくて済むので、Iさんは自分の座るソファの近くにセッティングすることに。
Iさん:「ブルーレイのレコーダーのほかに、『Chromecast』や『Apple TV』をつないでみたかったので、それらにまとめてアクセスしやすい配置を考えてみました」
レコーダーとつなぐことでテレビ放送やブルーレイディスクを、各種セットトップボックスなどにつなぐことでVODサービスなどの幅広いコンテンツを視聴。
Iさん:「実際にセッティングしてみると、すごくいい! 何でもつなげられるし、カジュアルに使える。これはかなり実用的な気がしますね」
ポータブルならではの強み。
ロフトに持ち込んでプライベートシアターに
リビングでの使用に手ごたえを感じられたというIさんは、続いて自宅のロフトでも『LSPX-P1』を使ってみることに。インテリアのシンプルさにこだわるIさん宅では、このロフトもベッドだけを置いてスッキリとしたレイアウトにしています。
Iさん:「AV機器のラックを持ち込むつもりはありませんでしたが、小さなプロジェクターをサッと置くだけで映像を投写できるなら試してみたいと思いました。ちょっとしたプライベートシアターができそうなのでワクワクします」
ということで、片手で楽々持ち運べる『LSPX-P1』をさっそくリビングからロフトに移動。床に直接置くと画面の位置が少し低くなりそうなので、平らな本などを下に何冊か積んで簡易的に高さを調整することにしました。
投写する映像は、リビングにあるワイヤレスユニットを介してロフトの『LSPX-P1』に伝送します。ちなみに『LSPX-P1』には、レコーダーなどHDMI端子につないだ機器を離れた部屋からでも操作できる「AVマウス」が付属しています。これはワイヤレスユニットとHDMI機器の赤外線リモコン受光部を接続することで、今回のリビング・ロフト間のように機器どうしが離れている場合でもリモコン操作を可能にするもの。Iさん宅の場合は、ロフトに持ち込んだプロジェクターに向けてレコーダーのリモコンを使うと、リビングに置いたレコーダーを遠隔操作できるようになりました。
準備ができたらロフトにさっそく大画面を投写してみます。
Iさん:「ロフトは普段から薄暗くできるし、プロジェクターを使うにはうってつけの環境でしたね。ただ広さは限られているので、普通のプロジェクターだとここに設置するのは難しい。その点、『LSPX-P1』はちょうどいいんですよ。セッティングも、HDMIに外部機器をつなぐ接続関係がワイヤレスユニットに集約されていたのがかなり効いていました。プロジェクター本体とリモコンさえ持ってくればすぐ使える気軽さがいい」
壁際から投写でき設置スペースをとらない『LSPX-P1』は、限られたスペースに“ちょっとしたプライベートシアターを作りたい”という願望もかなえることができたようです。