法人のお客様>データプロジェクター>会議室設置型プロジェクターの新潮流 レーザー光源って何だ?
役員用会議室や大会議室、大教室などで、天井から吊り下げて設置するプロジェクターで、新たな潮流となるのが「レーザー光源」の採用です。
ランプと異なり、突然光源が切れることがないことから、会議中断のリスクから解放されるだけでなく、消耗品の交換といったメンテナンスの手間とコストも大幅削減できる「レーザー光源」のプロジェクターについて解説します。
あなたの会社の役員会議室や大会議室で、突然プロジェクターのランプが切れてしまったら、どのようなことになるでしょうか?特に天井から吊り下げて設置されるタイプのプロジェクターの場合、ランプの取替えにも時間がかかることから、代替会議室の手配など、想定外の業務が発生してしまいます。
忙しい合間を縫って集まっている役員や、大会議室に集まった大人数の出席者のことを考えると、会議中断による損失は非常に大きなものとなるはずです。
「光源が切れると困る」という会議室を持つ企業で、注目を集めているのが「レーザー光源」のプロジェクターです。 多くのプロジェクターベンダが「レーザー光源」の採用を表明しており、実際に導入する企業、大学なども増えていることから、 これからのプロジェクターの新潮流となっています。 |
プロジェクターの選択時に明るさを重視する企業は多いでしょう。「レーザー光源」はランプに比べてゆるやかに明るさが低減するため、実は4000ルーメンのレーザー光源のプロジェクターの方が、明るさが劣化しやすい5000ルーメンのランプ光源のプロジェクターに比べて、明るい期間が長くなります。
ソニー製のVPL-FHZシリーズの場合、2万時間という長期間の利用を想定して開発されているため、消耗品であるフィルタも本体同様の寿命となります。そのため、メンテナンスのための手間やコストも削減できます。
また、長期間活用していると変色しがちな液晶パネルも、同じく2万時間の使用を想定した新材質を採用しています
起動が早いのも「レーザー光源」の特長です。ランプ光源は完全に明るくなるまで1分近くかかりますが、レーザー光源の場合、電源オンにしてから、わずか6秒で映像が投写できるので、会議をスムーズに開始できます。
※VPL-FHZ700L/FHZ55の場合
「レーザー光源」を用いた製品として、企業での導入が開始されているのがソニー製のVPL-FHZシリーズです。7000ルーメンのVPL-FHZ700(L)は大会議室やホール、大教室などで、4000ルーメンのVPL-FHZ55は中規模程度の会議室向けとなっています。