1/2型のフルHD“Exmor”CMOSイメージセンサーを搭載。低照度時の撮影に威力を発揮する高感度(F10)
と低ノイズ(SN比54dB)を両立し、ともに水平解像度1,000TV本以上の高解像度を実現しています。
徹底した軽量化設計により本体質量3.2kgと低重心化を実現。加えてショルダーパッドのスライド幅を大きく設定することで、軽快な取りまわしと良好なバランスでの撮影を可能にしています。
低消費電力で発熱量が少ないCMOSセンサーを採用することでファンレス構造を実現。さらに低消費電力回路設計とすることで約18W(*)の低消費電力を達成。バッテリー(BP-GL95A)1本で約5時間10分の長時間オペレーションが可能です。
撮像フレームレートを再生フレームレートと異なる設定が可能で、720p時には60フレーム/秒、1080p時には30フレーム/秒までの間に1フレーム単位で可変することができます。例えば720/23.98p記録時に撮像フレームレートを60フレームに設定すると1/2.5倍速のスロー映像の記録が可能です。このようにフィルムカメラの早回し(オーバークランク)、遅回し(アンダークランク)と同じような効果が得られ、画質を損なうことなく印象的なスロー映像やクイック映像の撮影が可能になります。
50ピンインターフェースCBK-CE01(2010年11月発売予定)の装着と、ファームウェアのバージョンアップを行うことで、以下の機能拡張が可能になります。
◎デジタルエクステンダー機能とMPEG-TSアダプターに対応
2倍のデジタルエクステンダー機能の追加と、MPEG-TSアダプターHDCA-702(別売)の装着が可能になります。
※ スロー&クイックモーション撮影時はデジタルエクステンダー機能を使えません
※ ファームウェアバージョンアップが必要です(2011年春を予定)
◎スタジオカメラとしての使用に対応
HDカメラアダプターやHDカメラエクステンションユニットと組み合わせることが可能になり、スタジオカメラとして使用することができます。
※ ファームウェアバージョンアップが必要となります(2010年11月を予定)
DVCAMフォーマット(DV-AVI type2形式)でのSD記録が可能。DVDなどのSD完パケ制作ワークフローにも効率的に対応することができます。
4チャンネルオーディオ記録が可能です。
個々のレンズ特性に応じた補正値を適用することにより色収差を効果的に補正することができます。
アイリスのみでなく、シャッター、ゲインも自動制御し適正露出に保つことができます。
+24dBのターボゲインを実現。低照度環境下での取材などで威力を発揮します。
サードパーティー製のDOFアダプターを介してシネマレンズやスチルカメラ用レンズを使用する場合に便利な画像反転機能を搭載しています。
オートホワイトバランスモードでの撮影中にアサインボタンを押すことにより、その時点のホワイトバランスで固定することができます。
NDフィルター(1/4、1/16、1/64)と色温度を変えても感度に影響しない電気CCフィルター(3,200K、4,300K、5,600K、6,300K)を装備しています。
高音質でノイズに強いデジタルワイヤレスマイクロホンシステムに対応。デジタルワイヤレスレシーバーDWR-S01D(別売)をスロットインで装着することができます。もちろんアナログワイヤレスレシーバーも使用可能です。
HDMI入力端子付きの安価な民生用モニターによるモニタリングが可能です。
6種類のプリセットガンマカーブに加え、F23やHDCAMと同様の4種類のハイパーガンマを搭載。フィルムライクで自然な階調表現が可能になります。
RECボタンを押す前に映像を内蔵メモリーに蓄積することで、最大15秒前の映像までさかのぼって収録することができます。
1回あたりに記録するフレーム数と記録間隔を設定して自動記録することができます。花が開花する様子など観察記録撮影などに有効です。
RECボタンを押すたびに、設定したフレーム数だけ映像を記録します。クレイアニメなどの撮影をする場合に有効です。
メモリーの再生映像と撮影中の映像を重ね合わせながら画角などを調整することができます。これにより、同じ風景を夏と冬に全く同じフレーミングで撮影するといった演出を簡単に実現できます。
最大64フレームのスローシャッターが可能です。
ペイントメニューの設定値などをSxSメモリーカードまたは本体内蔵メモリーに保存、呼び出しが可能です。
Wi-FiアダプターCBK-WA01(別売)を装着することで、メタデータを活用した新しいワークフローを実現するプランニングメタデータ(*)への対応が可能になります。