3板式にすることで、色分離に優れた高精細で階調のある4K画質を実現します。60p内部収録も可能になり、動きの速い対象を追う場合にも、くっきりと滑らかに捉えられます。また4:2:2 10bit記録対応(HDのみ)により、色彩と階調豊かな描写を実現します。
※ 4K記録でのスロー&クイックモーション(最大60fps)撮影時、4K出力映像(SDI/HDMI)が乱れる場合があります(記録映像には影響ありません)
ズームの応答性が向上した広角28.8mm、光学25倍ズームレンズを搭載。フォーカスのオート制御とフルマニュアル操作を切り替えできる前後スライド機構により、フォーカス指標に連動したマニュアルフォーカスコントロールが可能です。さらにHDモード時は、4K解像度を利用した解像度劣化のない2倍のズームが可能です。光学ズームレンズと併用することで最大50倍の高倍率ズームを実現します。
XAVC-Long、DVCAMに加え、最大9MbpsのXAVC Proxyなど、多彩な記録フォーマットに対応します。さらに別売のMPEG HDアップグレードライセンス「CBKZ-SLMP」を適用するとMPEG HD422/MPEG HD420記録にも対応し、4K30p収録時にMPEG HD422(50Mbps)でのHD同時記録も可能になります(*)。
* ファームウェアVer.2.00以上で対応
2つのSDカードスロットを搭載し、2つのメモリーへの同時記録やリレー記録はもちろん、片方のメモリーは任意に撮影しつつ、もう一方は録画を継続するバックアップ運用にも対応します。
※ 2スロット同時記録はHD記録のみとなります
※ 一部のSDメモリーカードを認識しない事象が発生しております。ソニー製のSDメモリーカードをお使いください
人物の顔を検出し、自動でフォーカスを合わせる顔検出AFが進化し、人物以外の被写体も含めて撮影する場合に便利な「顔優先AF」に加え、今回新たに「顔限定AF」にも対応。顔登録機能を使えば、顔を登録した人物を自動で検出、追尾してオートフォーカスすることが可能になり、動きのあるイベントや人ごみの中など、4K撮影で要求されるシビアな取材現場においても、フォーカス合わせの負担を軽減できます。
電子制御により濃度を変えられる新しいNDフィルターデバイスにより、連続的に1/4-1/128の設定が可能です。従来のような4ポジションの運用に加えて、ダイヤル操作で自由に濃度を調整できます。絞りを固定したままNDフィルターで露出を調整することで、被写界深度を変化させずに最適な露出を得ることができます。
HLGによる4K HDR撮影に対応し、従来よりも広いダイナミックレンジで撮影することで、視覚で捉えたイメージに近い輝度表現、コントラスト、色彩をもつ豊かな映像を残すことができます。HLGで記録した映像は、撮影後にカラーグレーディングを必要としないため、効率的なHDR映像の制作が可能です。
電気接点を持つマルチインターフェースシュー(MI)シューをハンドル前方だけでなく、新たに後方にも搭載したことにより、2つのMIシュー対応アクセサリーの同時活用が可能になります。例えば、別売ワイヤレスマイクUWPシリーズ(*)のワイヤレスレシーバーからケーブルレスで音声信号を入力しながら、ビデオライト『HVL-LBPC』(別売)をカメラ本体の電源ON/OFFに連動させて点灯することが可能になるなど、軽量化と利便性が向上しました。
* 別売のMIシューアダプターSMAD-P5が必要です。バッテリーパック BP-U30使用時の電源供給には対応しておりません
※ オーディオアクセサリーを2つ装着することはできません
内蔵Wi-FiモジュールやEthernetコネクタ、市販の4G/LTEモデムを利用した、フレキシブルなネットワーク運用が可能です。ソニー独自のQoS技術を用い、業務用カムコーダーとして初めて、2本のネットワーク回線を束ねることによる、高品質なストリーミング機能に対応(*1)。 また、モバイルアプリケーション「Content Browser Mobile」を利用することで、機器の遠隔操作や、メディア残量等のステータス確認が可能です。FTP転送中のREC操作に対応し、収録済ファイルを転送しながら次の収録を始めることができます(*2)。
*1 ファームウェアVer.2.00以上で有償ライセンス『CBKZ-SLNW1』が必要です。別途Ver.1.90以上の『PWS-100RX1 / 110RX1 / 110RX1A』および有償ライセンス(2019年発売予定)が必要です
*2 記録フォーマットの設定が4K時は非対応です