中電技術コンサルタント株式会社 様
株式会社FLIGHTS 様
2022年初頭に和歌山県で、災害現場におけるAirpeak S1の利用を想定した、Level3(目視外、補助者なし)での実証実験が行われました。
この実証実験は、国土交通省 近畿地方整備局 紀伊山系砂防事務所から中電技術コンサルタント株式会社様が委託を受け実施し、ドローンのオペレーションは株式会社FLIGHTS様(以下FLIGHTS)が担当しました。
ソニーは、Airpeak S1を対象とした保険サービスを提供いただいている、パートナー企業のFLIGHTS様に対して、実証実験に向けたサポートを行いました。
今回の実証実験は、土砂災害の対策工事現場において、土砂を防ぐ砂防堰堤の状況確認にドローンが活用できるか確認することを目的とし、砂防堰堤の3次元モデルを作成しました。
FLIGHTSの所有するソフトウェアで、3次元モデルを作成するためのルートを設定し、KMLファイルとしてWebアプリAirpeak Baseにインポートすることで、ミッション飛行を行いました。
当日は風があり、ときおり雪が混じるあいにくの天候でしたが、風速測定など徹底した安全管理のもと、Airpeak S1の耐風性能により、安定した飛行で空撮を行うことができました。
中電技術コンサルタント株式会社
久家 政治 様
今回は、目視外飛行(補助者の配置なし)の承認を国土交通省 大阪航空局から得て、自動飛行による砂防関係施設の点検を試行しました。計画通りの自動飛行で撮影データを取得できました。今回の実証実験により、Airpeak S1の基本的なスペックには問題がなかったので、今後は広範囲な飛行にも対応できるよう、アプリの改良と飛行時間の延長に期待します。
中電技術コンサルタント株式会社
https://www.cecnet.co.jp/
株式会社FLIGHTS
石山 裕太 様
Airpeak S1を導入して初めての現場のため、実証実験当日までにさまざまな技術検証を実施しました。Airpeak S1に搭載したソニー製カメラのシャッタースピード、F値などを、アプリ上で簡単に変更できるため非常に運用が簡単でした。映像制作に限らず、ソニー製カメラの上空利用であれば最適な組み合わせだと感じます。今後は、飛行時間を延ばせるように検討されているようで、さらに活躍の幅が広がると思うので、映像制作以外の産業案件にも積極的に活用していきたいと思います。
株式会社FLIGHTS
https://flightsinc.jp/