スピーカーはその設置場所やサイズから見て、音楽を聴くためのツールであると同時にインテリアとしての一面も持っています。「プレミアム・エディション」では、シンプルで上質なデザインを、より美しく引き立たせるピアノ塗装を採用しました。リファレンスモデルの「ARシリーズ」と同様に、光沢面の下に突板の木目がうっすらと見えるダークブラウンのピアノ塗装は日本の塗装職人の手作業によるもので、エレガントなフォルムと相まってどのような空間にも溶け込み、音楽を楽しむ環境で美しさをより演出します。
スピーカーはエンクロージャーからの発せられる微小な領域のノイズを、美しく響かせるかノイズとするかで聴こえてくる再生音が大きく異なります。「ESシリーズ」では北欧産のバーチ合板と、適切なブレース(補強板)でエンクロージャーの微小な音を美しい響きにコントロールしています。エンクロージャーの響きには塗装そのものも大きく関与します。「プレミアム・エディション」は単なるピアノ塗装の採用だけではなく塗装の変化によるエンクロージャーの響きの変化に対応し、ツィーターの振動板後方の吸音処理方法を最適化するなどのチューニングを施しています。
SS-NA8ESpeはSS-NA2ESpeやSS-NA5ESpeと組み合わせることで、ハイクオリティーなマルチチャンネル環境が構築できます。映画のセリフを正確かつクリアに再現するだけではなく、スーパーオーディオCDマルチチャンネルの再生や、ブルーレイディスクソフトの音楽作品などを高音質で再現します。広指向性トゥイーター「 I-ARRAY(TM) System 」を搭載することにより、広いリスニングエリアとその中に緻密(ちみつ)に再現される音像を体験いただけます。
ESシリーズの共通した設計思想に基づき、スピーカーのエンクロージャーとしての剛性の高さと響きのコントロールを徹底しました。エンクロージャーには内部補強材を含め、北欧産のバーチ(樺)合板を採用。適度な内部損失と強度を兼ね備えたこの素材は、寒冷地で育った独特の澄み切った響きを有します。バッフル板には30mmのバーチ合板を使用。強固な剛性と適度な内部損失によって、ユニットの強力な振動を受け止めます。これらの素材は日本が世界に誇る木材加工技術によって、丁寧に組み上げられます。接合方法や接合方向、使用する接着剤、嵌合(かんごう)精度のすべてを吟味し高精度な加工によって組み上げることで、エンクロージャーの響きを美しくコントロールしています。
一般的な市販のテレビラックに収まるサイズを選定しながら、高音質に必要なエンクロージャーの容積を確保しています。 エンクロージャーを構成する外板にはSS-NA2ESpeと同じ板厚を採用し、30mm厚のバッフル板とともに強固なエンクロージャーを構成しています。
ウーファーにはSS-NA2ESpeと同じく、アルマイト処理で強硬度化したアルミ振動板を採用。スパイダーダンパーをはじめとする主要パーツは、全て新規設計したユニットを採用しています。
センタースピーカーの大きな役割は、セリフを正確かつクリアに再現することです。 解像度の高いクリアな音を目指すあまり、刺激的で硬く疲れる音にしてしまっては、お気に入りの映画でも2時間の鑑賞には辛いものです。硬く細い音になる原因の一つは、トゥイーターのレベルが上がり過ぎていることが挙げられます。セリフの明瞭度を上げながら、自然でクリアな音を再現するために広指向性トゥイーター「I-ARRAY(TM) System」を搭載しました。これは同じ帯域を3つのトゥイーターで再生するので、1つのトゥイーターの入力レベルを通常の1トゥイーターに比べて約1/3にでき、充分な音圧を確保しながら高域の硬さの原因となる歪(ひず)みの発生を抑制しています。 センタースピーカー用に最適化した新設計・専用「I-ARRAY(TM) System」を搭載することで、解像度を高めながらなめらかで聴きやすい音に仕上げました。 また、「I-ARRAY(TM) System」ならではの広いリスニングエリアも、マルチチャンネル再生に適した魅力といえます。
日本の巧みによる木材加工技術によって生み出されたエンクロージャーは、強固な剛性や美しい音の響きだけでなく長年愛用できる美しい仕上がりにもこだわって作り上げています。ARシリーズと同じ突板を贅沢に使用し、ダークブラウンの塗装の奥に木目が美しく見えるデザインは家庭環境になじむ美しくシンプルなフォルムを採用。ホームシアター環境にもマッチするデザインを目指しました。
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