ハイビジョン対応のGUIとズーミングを実現した新グラフィックスLSI
電子番組表(EPG)は、電波を使って新聞のテレビ欄のような番組案内をテレビの画面上に表示する機能です。BDZ-S77は、BSデジタル放送も、地上波放送
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も、電子番組表(EPG)に対応。それぞれ自動受信してテレビ画面に表示、録画予約もこの番組表から選んで簡単に設定できます。さらにBSデジタル放送の番組表は、一覧表示から番組の詳細情報までをスムーズに切り換え表示するズーミング機能を搭載。EPGの表示範囲を8チャンネル/24時間から1チャンネル/1時間まで、左の画面写真のように4段階の切り換え表示が可能で、EPGから見たい番組を探しやすくしました。
※地上アナログ放送
たとえばスポーツ番組は「緑」、映画は「茶」など、EPGの番組表を最大5ジャンルまで色分けして表示*することが可能です。また、番組表を目で追うだけでなく、キーワードやジャンルを入力して検索することもできます。
*BSデジタル放送のみ
録画時にEPGから取得したタイトルや番組の詳細情報を表示するタイトルリスト。この表示にもズーミング機能を搭載、一覧表示から詳細情報まで3段階の切り換え表示が可能です。タイトルリストが1画面に収まらない場合はスクロールして表示。1タイトルごとに送る「カーソル単位」と、画面単位で送る「ページ単位」が選べます。また、タイトルリスト内でもキーワード検索が可能です。
番組の一場面(サムネイル)を自動的にディスク上に記録。画像付きでリスト表示できるので、見たい番組を簡単に探すことができます。自動的に記録されたサムネイル画像は、後でお好みの場面に変更することもできます。
サムネイルタイトルリスト画面
ソニーのブルーレイディスクカートリッジには製造時に5桁(英字1文字+数字4桁)のIDナンバーが印刷されています。このIDナンバーを利用して、ディスクを管理するのがディスクマネジメントID機能。BDZ-S77本体内のメモリーにディスク100枚分、1枚あたり100タイトル分の、タイトル名や録画日時、残量といった情報を記憶します。本体にディスクを入れなくても、ライブラリーリストを使って簡単に見たいディスクや番組が分かります。
また、キーワードやジャンルによる検索も可能です。
ライブラリーリスト
ディスクマネジメントID
本体前面のDV端子に、i.LINKケーブル(別売)でデジタルビデオカメラに簡単接続、とっておきの映像をディスクに保存・編集できます(HR/SR/LRの3モードから選択可能)。HRモードでの記録は、MP@MLで規定されている最大レートで記録されるため、高画質で保存できます。
※記録時はMPEG-2 TSに変換されます。
本体前面の
DV入出力端子
ディスクに記録された大切な映像はそのままに、バーチャル(仮想)で不要部分をカットしたり、シーンを入れ替えて思い通りの内容にまとめることができます。バーチャル編集では、オリジナル映像は消去されませんので何度でも再編集することができます。また、実際の映像を操作するオリジナル編集も行えます。
タイトルの順番を入れ替えたり、分割、結合、またA-B消去(タイトル内の2ポイント間を消去)したりと、ディスクならではの多彩な編集が楽しめます。これらの編集も、実際の映像を操作するオリジナル編集と、バーチャル編集が可能です。
デジタルビデオカメラからのダビングには、接続されているデジタルビデオカメラを自動的に巻き戻し、テープの頭から録画する「シンプルダビング」と、テープ上の任意のシーンを最大50個まで設定し、設定した場面のみダビングする「プログラムダビング」、プログラムダビングした結果を「プログラムリスト」として最大20個まで記憶でき、このプログラムリストを使って、何枚でも同じ内容のディスクを作ることができる「複製ダビング」の3つがあります。また、ダビング時には、デジタルビデオカメラでの撮影開始点に自動的にインデックスが打たれるので、検索・編集も容易に行えます。
プログラムダビング画面
かな/カナ/漢字/英語/数字/記号の入力ができるソフトキーボードで、お好きなタイトルを入力することができます。入力は画面を見ながらリモコンのジョイスティックで文字を選ぶ方法と、10キーを使って携帯電話のように入力する2つの方法があります。
ソフトキーボード画面
10倍/30倍/120倍の早戻し、早送りに加え、タイトル内の大まかな位置に移動できるワープモード。画面に表示されるバーとリモコンの左右キーによる簡単な操作で、見たいシーンにすばやくワープできます。
本体背面には、i.LINK端子を装備。ソニー製ブルーレイディスクレコーダー同士*を接続すれば、コピー制限のないコンテンツをデジタルコピーすることが可能です。
*2004年3月現在 BDZ-S77のみ
市販のDVDビデオソフトはもちろん、DVD-RW/-Rのディスクも高画質なプログレッシブ映像*で再生可能。DVD-RWディスクでは、VRモードで記録したディスクの再生も行えます。CDは、音楽用CDのほか、CD-RW/R(CD-DA)ディスクの再生に対応しています。
※
DVD再生時には525p(走査線数525本のプログレッシブ信号)で再生することができます。
これは、DVDレコーダーでVRモード記録されたDVD-RWディスクが再生できる機能を示します。
【DVD+RW/-RW/+R/-R 再生時のご注意】
DVD+RW/-RW/+R/-R ドライブで記録されたディスクには、傷や汚れ、また記録状態や記録機の特性等が原因で再生できないものがあります。すべての記録終了時に終了情報を記録するファイナライズ作業をしていないディスクは再生できません。また、CPRM*対応のDVD-RWディスクに一世代のみ録画することを許可された映像を記録した部分は再生できません。
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CPRM(Content Protection for Recordable Media)とは、「1回だけ録画可能」な番組に対する著作権保護技術です。「1回だけ録画可能」と同じ意味で下記のような表現が使われている機器があります。
<例>「デジタル1COPY」、「一世代のみコピー可」など
【CD 再生についてのご注意】
本製品では、コンパクトディスク(CD)規格に準拠していない著作権保護技術付き音楽ディスクは動作、音質を保証できません。本製品での再生にあたりましては、音楽ディスクパッケージの表示をよくお読みください。