飛鳥・奈良時代に栄えた伝統の舞踏劇、伎楽。伎楽の奨励者は聖徳太子だった、という史料もあります。聖徳太子は、桜井に日本初の演劇学校であり国立劇場である「楽戸(がっこ)」を開き、味摩之と少年たちを住まわせ、伎楽を習得させたのだそうです。
奈良県桜井市の「土舞台」は、その楽戸があった場所とされる史跡です。万葉集に詠まれた大和三山をのぞみ、近隣には国造り神話にまつわる神社も残っています。今秋、この土舞台で初めて、天理大学雅楽部による伎楽の特別上演が行われました。長い時を経て、復元された伎楽が故郷に帰ってきたのです。
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酒を飲む酔胡王 |
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眠る獅子(右)のそばで、酒宴を始めるペルシャの王。周囲には呉女、崑崙、太孤父など登場人物たちが控えている。 |
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暴れる獅子をおさめる呉公 |
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獅子がくわえている花は牡丹。古来、獅子は身中の虫を恐れるが、その虫を牡丹の花から滴る露が抑える、と言われている。 |
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