“撮る” カメラから、
“撮ってくれる” カメラへ

人物をより的確に、より自然に画面に捉え続ける

• AIアナリティクスを活用することで、被写体（人物）をカメラが自動で追尾し、自然な構図で自動調整しながら撮影を行います。
• パン（水平方向）、チルト（上下方向）に加えズーム方向の制御も自動で行うので、被写体が前後に動くような場合でも、自然な画角を維持することができます。
• 同時に、軽いお辞儀など被写体の微細な動きにはカメラが細かく動くことはなく、なめらかで自然なカメラワークを実現します。

高精度なPTZオートフレーミングを実現

• 単純な自動追尾システムとは異なり、ソニー独自のAIアルゴリズムがリアルタイムに骨格検出や頭部位置検出、特徴マッチングなどの処理を行うことで、被写体の姿勢や動き、服装などにかかわらず、これまでにない高い精度でのフレーミング処理を実現。マスクを着用した人物でも的確に追尾可能です。
• また、これまでの自動追尾システムでは難しかった同じ画角内で異なる人物が交錯しながら動くようなシチュエーションでも、可能な限りフレーミング処理を継続します。

複数人フレーミング機能 【Ver.2.0 新機能】

• 複数人が同時にフレームに収まるようカメラが自動で調整し、自然な構図で撮影します。指定した「メインの被写体」に近い人物（「サブの被写体」）を最大8人まで、カメラが自動で選択し、フレーミングを行います。

顔登録機能 【Ver.2.0 新機能】

• あらかじめ被写体の顔を撮影し、優先度を登録しておくことができます（最大40人まで）。登録した人物が検知エリア内に現れると、AIが人物の顔をマッチングし、自動でフレーミングを開始します。
• フレーミング中に追尾対象と異なる人物を追尾してしまった場合でも、AIが追尾対象者ではないと判断すると、一旦、少しひいた画角に戻り、本来の追尾対象者を探し、自動で検知し直します。（別人判定機能）

詳細な構図調整が可能 【Ver.2.0 新機能】

• 被写体となる人物のサイズや位置を、Web UI上から詳細に設定することができます。全身サイズからクローズアップ（バストショット）サイズまで、24段階の細かい調整が可能です。また、被写体を画面内の上下・左右、どの位置に配置するかを、Web UI上から直感的な操作で設定できます。
• サイズや位置の変更はオートフレーミング中でも自由に変更が可能です。

ダブルスでプレーするプレイヤー4人のうちの１人をPTZオートフレーミングカメラで撮影。PinPで、相手コート側から撮影した俯瞰の映像と比べてご覧ください。

見どころ：

• 前後左右に素早く動くプレイヤーも、常にセンターに同じ画角でフレーミングし続けます
• ラケットを振り抜く動きやボレーなど、テニス独特の動作でも自然な構図で捉えています
• 前衛と後衛のプレイヤーが交差するシーンでも、見失うことなくフレーミングし続けます