ディスプレイ表面をディープブラックコーティングで処理することにより、際立つ漆黒と暗部の豊かな映像表現が可能です。外光による黒浮きを抑え、明るい場所でも美しい映像を映し出すことができます。
Crystal LEDは、画面表面にR/G/Bの微細なLED 素子を配置し、画素ごとに駆動させる自発光ディスプレイ方式を用いています。ソニー独自コーティングによる表面処理と、高効率な微細LEDと組み合わせる事で、高輝度・高コントラスト・広色域・広視野角を可能にしています。
高輝度から低輝度域まで正確な色再現で、質感などのリアリティーや立体感を損なうことなく鮮やか映像表現が可能です。
一般的なLEDはLEDの特性上、映像を表示し続けると変色が起こりうるものの、Crystal LED BH / CHシリーズは、使用時間に関わらず、常に一定の色を表示するように、独自アルゴリズムによる補正を行っております。
一般的なLEDでは、表示される映像全体が明るいと画面の輝度が変動しうるものの、Crystal LEDでは、画面一面に白色を表示しても高輝度を維持し映像を映し出すことができます。また、輝度の低下に伴う色変化も発生しません。
広配光のLEDとディスプレイの表面処理技術により、RGBの光がそれぞれ四方八方に均一に放出されるよう工夫しており、広視野角を実現しました。
* CHシリーズ(ZRD-CH12D / ZRD-CH15D)の場合。BHシリーズは垂直・水平 共に170度
独自の画素駆動回路により高速動画応答性能に優れており、最大120 fpsのフレームレートで映像表示が可能です。
Crystal LED BHシリーズ / CHシリーズは、これまでのCrystal LEDで培った独自のLED 制御技術と、ソニーのテレビ「ブラビア(R)」で培った信号処理技術を融合させた高画質プロセッサー「X1(TM) for Crystal LED」を搭載しました。
22 ビットスーパービットマッピングにより、豊かでなめらかな階調表現を実現します。
一般的なLEDディスプレイでは、低輝度部で固定パターンノイズが乗り、一定輝度以下は表示できない仕様が多いものの、Crystal LEDは、低輝度部分においても表現力損なわれないよう、より正確な信号処理を行っています。
画面に合わせた超解像処理を行うことで、さまざまなコンテンツをよりリアルに表現する「リアリティークリエーション」機能により、自然で美しい映像を映し出します。
* 最大解像度は4Kまで対応。複数台のディスプレイコントローラーでは使用できません
フレームごとに画像を分析し、ソニー独自の画像パターン化データベースを使用して再ピクセルマッピングを行います。
大画面における撮像ボケを低減し、高精細な映像をなめらかで自然な動きで表現可能です。
入力映像をドットバイドット表示する以外に、ディスプレイ表示領域にスケーリングして表示することが可能です。
Crystal LEDは、さまざまなサイズ・形状のビデオウォールを構築することができ、ベゼルフリーのデザインによりシームレスな映像表現を可能にします。設置は簡単で、柔軟な構成によりクリエイターやデザイナーのクリエイティブな要求に応えます。
マグネット式モジュール
マグネット式モジュール構造によりフロントメンテナンスが可能。ケーブル内部配線により従来製品に比べ、設置性・メンテナンス性が向上しました。
モジュールは6枚1組のブロックで工場であらかじめ組み立てられ、垂直・水平・奥行き方向の位置が調整されています。これにより、現場での設置・調整時間を短縮できるだけでなく、設置者の調整スキルに左右されないシームレスな仕上がりを実現します。
薄型・軽量の新開発キャビネットにより、奥行きや重量に制限のある場所への設置が可能になりました。加えてソニーオリジナルの電源設計により、信頼性の向上と低消費電力を実現しています。
ソニー製カメラを使った自動調整ツールにより、画面全体のシームレス性を簡単かつスピーディーにキャリブレーションします。テストパターンを表示し、ディスプレイ全体を数枚撮影するだけで、簡単にキャリブレーションが行えます。
軽量・省スペース設計により、さまざまな設置方法が可能です。また、4K 解像度の最大20倍まで拡張できるように設計されているため、従来の一般的なLED製品では実現できなかったような大きさまで構築することができます。
バックヤード不要
天井・傾斜設置
壁掛け・カーブ設置