新開発のメモリー一体1.0型積層型有効約2020万画素CMOSセンサーを搭載。高速信号処理回路を画素領域と別の層に配置することができる「積層構造」の採用により、処理回路部分が大幅に拡張され、信号処理のスピードが飛躍的に向上しました。さらに、センサーの裏面にDRAMチップ(メモリー)を搭載。センサーからの大量の出力信号が滞らないよう、DRAMチップ(メモリー)に一時保管します。このセンサー構造の革新により、従来の1.0型裏面照射型CMOSセンサーに比べ、5倍以上(*)ものデータ読み出し速度を実現しました。
* DSC-RX10に採用されているExmor R CMOSセンサーで1/32000秒の電子シャッターを搭載すると仮定した場合のシミュレーション値
新開発の積層型CMOSセンサーが、ゴルフスイングなどの高速な被写体を撮影した際に起こりやすい、動体ゆがみを飛躍的に低減します。画素領域の上部から下部までを従来比5倍以上(*)のスピードで高速にスキャンすることにより、画面上下の読み出しタイミングの差を縮小。被写体の動きがスキャンスピードを上回る場合に発生する、CMOSセンサーの特性である動体ゆがみ(ローリングシャッター現象)を低減する電子シャッターを実現しました。
* DSC-RX10に採用されているExmor R CMOSセンサーで1/32000秒の電子シャッターを搭載すると仮定した場合のシミュレーション値
積層型CMOSセンサーが実現する、最高1/32000秒のシャッタースピード。いまだかつてない高速撮影の世界は、撮影者の創造力をかき立て、創作意欲を高めます。
CMOSセンサーの読み出しスピードの高速化により、有効約2020万画素の高画素でありながら、速度優先連続撮影モードで最高約14コマ/秒(*)の高速連写を実現。ブラックアウトしにくいので、決定的瞬間や一瞬の表情も逃さずとらえられます。
* 速度優先連続撮影モード時のみ。1コマ目の露出とピントに固定されます
最高1/32000秒の高速シャッターと内蔵NDフィルターにより、最大EV19(*)の高輝度撮影に対応。従来のカメラでは白とびしてしまう明るいシーンでも、開放でぼけをいかした撮影表現が可能です。
* 内蔵NDフィルター含む
新開発の積層型CMOSセンサーの搭載により、最大960fps(40倍)のスーパースローモーション(*)が可能に。プロ用の動画機器でしかできなかった撮影が、RX10IIのコンパクトボディで実現します。スローモーション動画ならではのクリエイティブな映像表現が、モードダイヤルを「HFR」に合わせるだけで手軽に楽しめます。
* 音声は記録できません。Class10以上のSDXCメモリーカードが必要です
録画スタートのタイミングは、従来通りのMOVIE(動画)ボタンを押してから記録を開始する「スタートトリガー」に加え、MOVIE(動画)ボタンを押した瞬間から時間をさかのぼり一定の時間を記録することができる「エンドトリガー」も選択可能。「エンドトリガー」なら、予測のできない一瞬の動きなど、撮影チャンスを逃しません。また、撮影フレームレートは960fps/480fps/240fpsから、記録フォーマットは60p/30p/24pから選択でき、被写体のスピードに合った最適な倍率で記録できます。「画質優先モード」時は2秒間のできごとを960fpsで24p記録した場合、40倍のスローモーション動画で再生時間は約80秒となります。画質設定は、画質優先(約2秒)/撮影時間優先(約4秒)の2種類から選択可能。動画フォーマットは、XAVC S(TM)(*1)で1920×1080(*2)記録が可能です。なお、「画質優先モード」で240fpsに設定した場合はフルHD相当、480fpsに設定した場合はHD相当など、高画質なスローモーション動画が楽しめます(*3)。
*1 XAVC S(TM)記録方式での動画撮影時は、Class10以上のSDXCメモリーカードが必要です
*2 撮影中のセンサーからの読み出し有効画素数は異なります
*3 スーパースローモーション撮影時の動画記録フォーマットは、XAVC S(TM) HD(1920×1080)で高画質に記録します
※ フォーカス位置はロックされます。露出モード、フォーカスエリア、フレームレートなどの設定を変更したいときやズーム操作をしたいときは、もう一度中央●ボタンを押してHFR設定画面に切り替えてください
BIONZ Xの圧倒的な高速処理能力によって、見たままの質感や高精細感をしっかりと描写。先進の画像処理技術で、リアリティーのある高画質を実現します。
解像感を高めるだけでなく、見たままのより自然な描写を実現する「ディテールリプロダクション技術」を搭載。デジタル特有の輪郭強調を極限まで抑え、高い解像感による自然な立体感を実現。質感描写力が大幅に進化し、被写体の細部までリアリティーのある高画質で描き出します。
深い被写界深度で撮影した際に発生しやすい、光の回折現象による解像感の低下(小絞りぼけ)を低減。レンズに最適化したフィルター処理を施すことにより、光の回折現象による不鮮明さを解消し、絞り込んだときも高い解像感を実現します。
画面を分割し最適処理を行う「エリア分割ノイズリダクション」が進化。「ディテールリプロダクション技術」と相まって、高感度撮影時でも解像感を高めながら効果的にノイズを抑えます。
ISO AUTO時に、ISO感度が変わり始める低速側のシャッタースピードを設定できます。
メモリー一体1.0型積層型Exmor RS(R) CMOSセンサーのポテンシャルに加え、レンズ一体型だから実現するレンズ・センサーに最適化した画像処理により、圧倒的な高感度・低ノイズ性能を発揮。感度領域は最高ISO12800まで対応。拡張モードはISO64(*1)まで拡張でき、低照度時ではISO25600相当(*2)の撮影も実現しています。暗いシーンでもフラッシュを発光させることなく、雰囲気のある写真が撮れます。
*1 ISO100未満の領域は、記録できる被写体輝度の範囲(ダイナミックレンジ)が少し狭くなります
*2 ISO25600では重ね合わせ連写を使って実現しています
※ 静止画撮影時、動画撮影時、またはHFR撮影時で、選べる設定が異なります
1回のシャッターレリーズで高速連写した4枚の画像を重ね合わせることでノイズを低減する「マルチショットNR(ノイズリダクション)」機能を搭載。同じ絞りやシャッタースピードでも最大でISO感度約2段分のノイズ低減効果が得られ、最高ISO25600相当(*)に拡張した高感度撮影も可能です。P・A・S・M・動画・HFRモードでも設定できるので、撮影の自由度がさらに高まります。
* ISO25600では重ね合わせ連写を使って実現しています
※ RAWまたはRAW+JPEG選択時は使用できません
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