ハイライトからシャドーまで、通常のカメラではとらえられない明暗差を、人間の目で見たままに近い階調で再現。白とびや黒つぶれを起こしてしまうシーンでも、1回のシャッターレリーズで連写した3枚の画像をカメラ内で高精度に自動合成します。これにより、見たままの自然な印象の写真が仕上がります。設定は「オート」に加えて、「露出差レベル設定」で1.0-6.0EV間で6段階の調節が可能です。
※ 被写体・背景の一部が動いたり、点滅発光したりすると、画像合成処理が正確にできない場合があります
※ P・A・S・Mの露出モードでのみ可能。RAW、RAW+JPEG選択時は使用できません
背景が明るいことで手前の人物が暗くなりがちな逆光時などに、暗くなった人物の顔などを自動補正して、見たままの印象に近い自然な明るさで再現します。連続撮影にも対応しているので、人物撮影やスナップはもちろん、スポーツシーンにまで幅広く活用できます。設定は白とびと黒つぶれの両方を抑える「オート」に加え、補正効果を5段階で調節できる「レベル設定」から選択できます。
※ 撮影シーンや条件により補正の効果は変わります
カメラがシーンの光源を自動で判定して、目で見たイメージに近い自然な色合いを再現する「オートホワイトバランス(AWB)」をはじめ、赤みや青みを強調できる「太陽光」「電球」「蛍光灯」や、「色温度&カラーフィルター」「カスタム」など、12種類のモードから選択できます。また、画面上に表示されるチャートで確認しながら(*)、表現意図やシーンに合わせて直感的にホワイトバランスを細かく調節することも可能です。
* フラッシュ発光のときには、撮影後に色を確認できます
フォーカスモードは手動でピントを合わせる「マニュアルフォーカス(MF)」のほか、オートフォーカスでピントを合わせた後に手動で調整できる「ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)」にも対応し、さまざまな撮影シーンに応じて選択できます。フォーカスモードの切り換えは、カメラ正面の「フォーカスモードダイヤル」で簡単に切り換えられ、「ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)」と「マニュアルフォーカス(MF)」はフォーカスリングで快適に操作できます。
※ 静止画撮影のみに対応します
マニュアル操作でピント合わせを行うときに、画面の一部を拡大して表示する「MFアシスト」機能を搭載。約5.9倍または11.7倍に拡大できるので、マクロ撮影などで厳密なピント合わせが可能です。また、画面内でピントの合っている部分の輪郭を指定された色をつけて表示する「ピーキング」機能にも対応。画面上で最もシャープな部分を一目で確認できます。
画像の中央部分を1.4倍または2倍に拡大して記録できます。有効約2430万画素の35mmフルサイズイメージセンサーの高い解像力で、拡大記録しても高精細な画像を残せます。
※ 「スイングパノラマ」および「RAW、RAW+JPEG」選択時は使用できません
※ 「スマートテレコンバーター」使用時は、測光モードが「マルチ」になります
※ 動画撮影中は使用できません
※ 初期設定では「カスタムボタン」に割り当てられています
有効約2430万画素の高画素でありながら、「速度優先連続撮影」モードで最高約5コマ/秒の高速連写(*)を実現。決定的瞬間や一瞬の表情を逃さずとらえられます。また、メカニカルシャッターによる連写のため、高速で動く被写体を撮影しても、一般的な電子シャッター方式で起こる「ゆがみ」が発生しません。
* 撮影モードによっては連写できない場合があります
自動で露出を変えて撮影する「露出ブラケット」に加え、Dレンジオプティマイザー補正レベルを変えて撮影する「Dレンジオプティマイザーブラケット」と、ホワイトバランス設定を変えて撮影する「ホワイトバランスブラケット」にも対応。撮影間隔は、1回のシャッターレリーズで3コマまたは5コマ連写する「連続ブラケット」と、任意に3回または5回シャッターを切って撮影間隔を決められる「シングルブラケット」から選択可能。「露出ブラケット」は1/3、2/3、1、2、3EVステップ、「Dレンジオプティマイザーブラケット」と「ホワイトバランスブラケット」は低、高から選択可能です。
ガイドナンバー約6(ISO100・m、フル発光時)の手動ポップアップ方式内蔵フラッシュを搭載。フラッシュモードは、「自動発光」のほか、雰囲気のある夜景ポートレートが撮れる「スローシンクロ」、動きの軌跡を自然に表現できる「後幕スローシンクロ」や「強制発光」「発光禁止」を搭載しています。
※ フラッシュの収納は手動で行います
35mmフィルムカメラを想起させる3:2と、ハイビジョンテレビと同比の16:9のアスペクト比を選択可能。構図や目的に合わせて選べます。
ソニー独自ARWフォーマットのRAW画像記録に対応。14ビットの記録が可能になりました。撮影後のパソコンでの画像調整や加工の幅がさらに広がり、より作画意図を反映できます。画像の現像や調整は、ソニーのRAWデータ現像・閲覧ソフト“Image Data Converter”で手軽に行えます。
※ “Image Data Converter”はパソコン用ソフトです
液晶モニターにグリッドラインを表示でき、水平や垂直の傾きを補正しながら、緻(ち)密な構図の調整が可能。ラインは3分割、方眼、対角+方眼の3種類から選択できます。
カメラの水平やアングルの傾きを確認するのに便利な「電子水準器」を搭載。液晶モニターのインジケーターを見ながら、正確な水平出しが簡単に行えます。また、上下方向の傾きにも対応し、建物など垂直に見せたい被写体を撮るときに便利です。
画像を「顔検出」で認識し、バランスのとれた構図になるように、カメラが自動で判断して切りだす「オートフレーミング」機能を搭載。1人のポートレートだけでなくツーショットシーンにも対応します。また、マクロ撮影や動く被写体の撮影にも活用でき、テーブルフォトやペット写真をより魅力的に仕上げられます。切りだされた画像は“全画素超解像”技術によりオリジナルと同じ解像感を保ちます。また、オリジナル画像も一緒に保存されます。
※ 画質モードがRAW、RAW+JPEG時、連写撮影時、重ね合わせ処理設定時、デジタルズーム時、マニュアルフォーカス時は使用できません
撮りたい被写体の顔を登録できます。ソニー独自の顔検出技術により、登録した顔を優先的に検出し、ピントや明るさ、肌の色あいなどを自動調整します。最大8人まで検出でき、集合写真の撮影にも便利です。また、笑顔になると自動でシャッターが切れる「スマイルシャッター」にも対応しています。
※ カメラの設定、被写体・撮影環境や個人差により、動作しないことがあります
付属のUSBケーブルとUSB ACアダプターで、コンセントから直接充電・給電できます。さらに、付属のUSBケーブルでパソコンと接続し充電することも可能です。
大容量バッテリー「NP-BX1」と、大型でありながら省電力を実現した CMOSセンサーの採用により、1回の充電で静止画を約270枚(*)まで撮影できる“スタミナ”を実現しています。
* CIPA規格に準拠(内蔵フラッシュの使用率が50%の場合)。LCD明るさ「標準」の場合です。ただし、低温の場合など撮影条件により異なります
充電の進行状況をLEDで表示するほか、USB出力切り換えでのUSB充電はもちろん、給電しながらの撮影も可能です。
※ 他の機器への充電/給電についてはその機器の仕様によって異なります
記録メディアは、“メモリースティック デュオ”のほか、“SDメモリーカード”も使用できます。
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