伊藤(商品企画)
RX100 IIIは本当に究極のオールインワンコンパクトで、これ以上ないというぐらいの詰め込み方をしています。これ一台あれば、どんな時でもどこへ行ったとしてもご自分の満足のいく写真が撮れます。気軽に持っていって日常から旅行まで幅広く使っていただければ・・・と思います。写真を撮りたくなるのは、スペシャルな時だけじゃないと思うんです。日常の本当にささいな時間、いま撮っておきたいというその瞬間に、いつも手の届く範囲に置いて、写真を撮る楽しさを感じていただきたいです。
細見(鏡筒リーダー)
私は個人的に山登りをするんですが、リュックサックの中にテントや寝袋で重くなっている時に、このカメラは一番だなと思っています。広角24mmで景色も広く撮れますし、近寄って植物を撮ってもいい。明るすぎるシーンではEVFやNDがある。荷物を抑えたい旅行をするときにこのカメラは最適だと思っていて、自分でもこれからそのように使うのが楽しみです。いつか山の上で、このカメラを使っている方に出会えたらいいなと思います。
田上(メカリーダー)
ハードウェア設計陣としては、一分の隙もないカメラ、ひとつの妥協もないカメラを設計したつもりです。ご購入いただいたお客さまには、このすべての機能が収まっている凝縮感と、持っている所有感を満たすカメラであるということを、楽しんでいただきたいと思います。重量は少し重くなったのですが、この重さは機能と性能が詰まっている感触であり、このカメラの質にふさわしい重みではないかなと思います。
村島(EVFリーダー)
ファインダーを覗いて撮影すると、もっともっと写真を撮りたい気持ちになります。炎天下のシーンでも気軽に持ち出していただいて、どんどん作品にしていただけたらなと思います。私はサイクリングをやっているのですが、これでしたら気軽にリュックに入れて持っていけます。ファインダーを覗けばやはり「写真を撮っている」という気分になります。気軽にスナップ写真を撮るときには背面モニターで。フレーミングしてしっかりその瞬間を切り取りたいときは、ファインダーを覗いてひじを体につけて息をとめて撮る。そのように使い分けていただくのもいいのではと思います。
皆見(プロジェクトリーダー)
品質と性能を達成しつつ、必要な時だけ持ち出すというのではなくて毎日持ち歩けるコンパクト性とデザイン性が実現できてこそRX100シリーズの存在価値があります。このシーンを撮りたいのにカメラがない!きれいに撮れない!という場面で、思い通りに撮れたときの満足度は計り知れないと思います。多くのみなさまにそういった体験していただくために、今後もカメラ開発を続けていきたいと考えています。