立命館大学 経済学部では、教授会をはじめとする学部運営の会議で、これまで紙による大量の会議資料を準備していました。資料が一人当たり200ページ以上におよぶことも珍しくなく、会議資料の削減の必要性が言われながらも、一方で文書で合意を進める大学特有の組織文化もあり、なかなか改善が進みませんでした。
しかし2017年秋から、デジタルペーパーを思い切って導入したところ、一気に問題が解決。1回の会議で延べ1万ページ前後印刷していた会議資料が議題表のみとなり、印刷枚数は100ページ程度に激減すると共に、半日以上かけていた資料印刷の時間も一瞬での転送作業のみに激変しました。最初は、デジタルペーパーの使い勝手にやや戸惑った会議参加者も、すぐに問題なく使い慣れています。
現在、いくつかのバージョンアップによる機能改善をお願いしていますが、今回のデジタルペーパーの導入で、エコで効率的な会議運営が実現できたことに感謝しています。
納入機器
デジタルペーパー 55台
デジタルペーパーファイル配付 / 回収システム 一式