商品情報・ストア Feature 「聴いた瞬間の感動で選ぶ」本能が感じる音楽体験 シンガーソングライター/作詞・作曲家 草野華余子が体感した完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」
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「聴いた瞬間の感動で選ぶ」
本能が感じる音楽体験

シンガーソングライター/作詞・作曲家
草野華余子が体感した完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」

『WF-1000XM4』製品画像

「紅蓮華」の大ヒットで一躍注目のアーティストとなった草野華余子さん。シンガーソングライターであり作詞・作曲家として活動する草野さんのキャリアの源泉の一つになっているのが、幼少期からのさまざまな音楽体験です。そして、その音楽体験を育んできたのが音響機器の数々。「幼少期から大学時代までソニー製品しか使ったことがなかった」と語るほどのソニーファンである草野さんに、最新の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」の使用感を伺うとともに、ご自身のこれまでの音楽体験について語っていただきました。

PROFILE

シンガーソングライター/作詞・作曲家
草野華余子

シンガーソングライターとしての自身の活動に加え、数多くのアーティストやアニメ作品への楽曲を提供。2019年にリリースされたLiSA「紅蓮華」の作曲を手掛け、一躍注目の存在に。持ち前の明るいキャラクターとトーク力を生かし、テレビやラジオなど数々のメディアでマルチに活躍中。シンガーソングライター兼クリエイターとして、今後もさらなる活躍が期待されている。

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ソニーとの出会いは
ラルクとカセットウォークマン

「取材のオファーを受けたから言うわけではなくて、本当に昔からソニー製品のヘビーユーザーなんですよ。そのきっかけは中学1年生の時に衝撃的な出会いをしたL’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル/以下:ラルク)さんの影響だったんです。今でもファンクラブに入っているぐらい大好きなんですけれど、彼らの所属先のソニーミュージックとソニーが違う会社だということを当時は理解していなくて『ソニー! 憧れやん!』みたいな感じでした(笑)。ラルクを通じて、聴く音楽ジャンルの範囲がどんどん広がっていったのですが、ラジオから録音した音楽を、緑色のお豆みたいな形をした『カセット ウォークマン(WM-EQ3)』でテープが伸びるほど聴きまくっていました。それが最初に手に入れたソニー製品でしたね。その後、年齢を重ねるのと合わせるように新しい製品が登場してきたので、CDウォークマン、MDウォークマンと変わっていき、音質が気になるようになってからは付属のイヤホンではなく、ヘッドホンを購入して良い音質で音楽を楽しむようになっていきましたね」

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常に音楽に囲まれた
環境の中で、
自然とはじめた曲作り

「生まれた時から家に楽器やレコードがたくさんある、それこそ音楽が身近にある環境でした。両親も祖父母も趣味ながら、とても音楽を愛している人たちなので、3歳でピアノと声楽を始めたりして。今、音楽の仕事に就かせていただいて、改めてすごくありがたい環境で育ててもらったことや、神様からのギフトがあってできることだなと日々感じています。初めて作曲をしたのは5歳の時なんですけれど、これもまた自然な流れと言うか。言葉を覚えたての妹が、歌番組ごっこをしたいから、ぬいぐるみに歌を作ってほしいと頼まれたことがきっかけでした。12体のぬいぐるみに1曲ずつ曲を作ったのが始まりでした。こんなことを言うのはおこがましいのですが、当時は作曲が人間にとって当たり前の行為、特別なことではなく誰もができるものだと思っていたんです。小学校に入学するまでに100曲ぐらい作っていましたね。なので、自主的に音楽を始めたというか、音楽は常に自分の隣にあるものだったのです。それが今も続いている感覚なんです」

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曲作りもイヤホン選びも
初期衝動、
本能で感じることを
大切にしている

「楽曲を提供するようになった当初は、クライアントの存在や作品の向こうで待っていらっしゃるオーディエンスのことを考えることが、すごくプレッシャーでした。でも今はプロデューサーであるもう一人の自分がいて、自分自身を俯瞰的に見ながら曲を作ったり楽曲を振り分けたりできるようになりました。ただし、アニメ作品のタイアップ楽曲を作る際は意識も作り方も違いますね。アーティストさんと相談もしますし、楽曲に何を求められているのか、何を考えて私に発注してくださったのか。それをしっかりと読み取れるまで、その監督さんの過去作品を全て観たり、脚本を読み込むことは怠らないようにしています。

そこから先は、頭を使って作るのではなく、まるで一筆書きのように曲を一気に書き上げます。曲が生まれる時の初期衝動、ファーストインプレッションを大事にしないと良い曲が書けないので。その瞬間は感動で鳥肌が立つほどです。作った曲で感動ができるかどうかを一番の指標にしています。これは音楽に限ったことではなくて、商品やプロダクツに対しても同じ。ファーストインプレッション、直感を大切にして選ぶようにしています。イヤホンも同じで、音を聴いた瞬間の感動で選んでいますね」

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『WF-1000XM4』製品画像

驚いたのは、
仕事と同じような感覚で聴ける
音のクオリティー

「私は今もヘビーリスナーで、移動中は絶対に音楽を聴いているのですが、首の周りにコードがあると気になるので移動中のリスニング用にはBluetoothのイヤホンを使っています。メーカーによって音質の違いや個性の違いがあるので10製品ぐらいを使い分けています。音楽ジャンルやセットアップ環境の最適化が気になるので、毎日使うイヤホンを変えて試したりしているんです。これまでにもさまざまなイヤホンを使ってきましたけれど、『WF-1000XM4』とは、すごく良い出会いだったと感じています。まず驚いたのが、スマホで聴くサブスクの楽曲の質感が、まるで自分でアレンジした音楽をスタジオでチェックしているのと同じような感覚で聴けるレベルのものだったことです。「DSEE Extreme※1」によってアップスケーリングされることで、サブスクで聴く音楽をプロが求める音質にここまで近づけられるのは、すごいなと純粋に感動しました。リスニングではなくモニタリングする、チェックしようという気持ちで聴いても遜色ないぐらいの音質ですよね。仕事でも使えるなって思いました。極端にEQ※2のバランスが独特なイヤホンやヘッドホン製品もありますが、私はジャンルにとらわれずオールマイティに音楽を聴くので全帯域が把握できるものが好みなんです。その点、『WF-1000XM4』はいろんなサウンドスケープに対応できる印象です。音の全帯域がフラットに聴こえて、それでいて音褪せ感は一切なく、ムダなローブーストもない。LDAC※3に対応しているとハイレゾ音源も高音質のまま楽しめるので、このイヤホンを1つ持っていたらなんにでも対応できるのがいいですね」

※1 ソニー独自のAI技術で、圧縮音源をSBC/AAC/LDACのコーディングでBluetooth再生する際に、ハイレゾ相当(最大96kHz/24bitまで拡張)に音質をアップスケーリングする機能
※2 イコライザー。特定の音声信号の周波数帯域(高音域、低音域など)を調整する機器
※3 ソニーが新開発した音声圧縮コーデック。既存技術に比べて最大約3倍の情報量を伝送する技術

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音の輪郭が見えてくるような
立体的なサウンドを体感できる

「今回使用したモデルは音質をアップスケーリングしてくれる機能に加えて、「LDAC」にも対応しているんですね。試しにハイレゾ音源を聴いてみたのですが、音と音のつなぎ目というか、音の輪郭が明確ですね。音の長さのことを音価と言うのですが、レコーディング時に演奏された長さで音価がくっきりと再生されていました。低音の粒立ちやベースライン、バスドラムの音の輪郭がはっきり見えました。音なので『見える』という表現は変なんですけれど(笑)。他のイヤホンやスピーカーで聴いた場合、もう少し平面的に聴こえるところも立体的に聴こえるようなイメージですね。写真や絵の解像度と同じで、画素数が増えるように音の再生域が幅広くなったことで、1つ1つの音がクリアになるのだと思います。この音質であれば、外出時にサウンドチェックするのにも使えますし、普段使いのリスニング用イヤホンとしてもここまでクリアに音を聴くことができるのもうれしいですね。また、音楽が自然に滑らかに再生されている感覚を受けました。音の角が取れているというか、それでいてぼやけているわけではない、クリアでやさしいサウンドを再現してくれますね。ハイスペックなイヤホンやヘッドホンになると音質の好みは個人差があると思うのですが、このモデルは私好みの音質でした」

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屋外や会話中など、
あらゆるシーンに合わせて
使い分けられる機能性

「カフェや公園でぼんやりしている時とか、収録の合間で時間がある時にはイヤホンで音楽を聴いて過ごすことが多いんです。実は、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンは音が劣化するイメージがあったのですが、この『WF-1000XM4』では一切感じませんでした。たまたま前日に、外でデモ音源を聴いていたのですが、楽曲以外の音が耳に入ってこないんですよ。機能をオフにしてもオンの状態と音質がそこまで変わらない印象でした。ノイズキャンセリングの性能が上がれば、屋外での使用時には安全性も担保しなければいけないと思うのですが、「スピーク・トゥ・チャット※4」のように再生中の音楽を止めてイヤホンを着けたまま会話できる機能もあるので、人に声をかけたいときにすぐ対応できるのは良いですよね。TPOを考えたうえでのユーザーへの配慮が感じられるところが好感です」

※4 音楽を聴いている最中でも、話したいときに声を発するだけで音楽再生を一時停止(*)し、外音取り込みモードに切り替わる機能
*有線時もしくはお使いのアプリによっては、消音になります

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日常的に身につけたくなる
高いデザイン性と実用性

「女性にとってBluetoothイヤホンはおしゃれアイテムの一つだと思うので、どんなに音質が良くても可愛くないものは着けたくないですよね。そういう意味では、バッグに入れていてテンションの上がるデザイン性は重要だと思います。その点、『WF-1000XM4』はデザインや質感的にも他の製品にはない高級感がありますよね。触り心地も着け心地も良く、プロダクツとしての完成度の高さを感じます。デザイン性をすごく大切にして、細部にまでこだわっていると感じるのも私がソニー製品を好きな理由の一つでもあります。

バッテリーの持ちが良いのも、私のようなヘビーリスナーにとってとてもありがたいです。移動中はずっと音楽を聴いていて、最低でも毎日1時間は使い続けていますが、1週間、充電しないまま使い続けられています。ケースになっている充電器のマグネットも強力で、イヤホンがしっかり収まるのもすごく助かりますね。以前、新幹線の中でイヤホンを充電しようとして片方を床に落として失くしたことがあるのですが、もうその心配がなさそうです(笑)」

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高音質体験のできる空間が、
生活をより豊かにしてくれる

「音楽って、その人の生活に彩りを与え、暮らしを豊かにしてくれるものだと思うんです。その一環として、より質の高いものを聴いて価値を知るという高音質の体験も必要な気がします。そうでなければ、いま自分が聴いている音のレベルがわからないですから。音楽がお好きな方には、ぜひ高音質を体感していただきたいですね。

そんな経験ができる状況を作り出すためにも、いま興味があるのは空間デザインなんです。イヤホンは自分がいる場所を、自発的に音楽が流れる空間にできるアイテムだと思うのですが、例えばこのイヤホンを持って、ある場所へ行くと特別な音体験ができるとか。私はカフェで音楽を聴くことが好きなのですが、足繁く通っているカフェは音楽や音響設備にこだわっているお店が多いんです。自然とそういうお店を好きになるのかもしれません。カフェではなくても、一般の人たちが高音質の音楽を楽しめる空間や環境が増えると良いですよね。そこに香りや照明がセットになっていたりすると、よりリラックスできる空間を創造できるかもしれません」

編集:都恋堂 取材・文:小林保 撮影:西田香織


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