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式典の後は教室に戻り、お別れのクライマックスです。子どもにとってはお友達や先生も大切な思い出です。みなさんをバランスよく撮影しておきましょう
着席している子どもたちは、2〜3人のグループショットで10秒ぐらいずつ、みなさんを撮影します。
卒園児から先生へ、お礼の花束を渡す場面があれば、まず花束のアップから撮影を始めましょう。ズームパックして、花束を持った園児と先生のグループショットまで撮影サイズを広げます。
花束が先生に渡されたら、先生のバストサイズにズームアップして、先生の顔と花束を捉えます。
先生の「ありがとう」の言葉まで待ってから、ゆっくりとズームバック&パンで、拍手をする子どもたち全員を撮影します。
廊下側から窓側にカメラを向けると、逆光になってしまうので、撮影位置に注意します。カメラを持ち上げてハイアングルから下に向けるようにすると、被写体の背景が机や床になり、逆光を防ぐことができます。
教室内で三脚を使わずに安定した撮影をするためには、足を広めに開き、背筋を伸ばして、両脇をしめておくようにします。
最後は先生との記念撮影です。先生にお願いして、ぜひメッセージをいただきましょう。カメラワークは次のように撮影できると、臨場感のある映像が撮れます。
1.お子さんの斜め後でカメラを構えて、先生の顔を捉える。
2.先生のメッセージを聞きながら2人の正面に移動する。先生のお話が終わったら、2人にカメラのほうに向いてもらう。