自称ロックスター。90年「すかんち」のヴォーカル&ギターとしてデビュー。96年バンド解散後ソロとして活動。NHK朝の連続テレビ小説出演と楽曲提供、エアギター、弾き語り、シャンソン、ジャズ、更にはクラシックをアレンジしたLIVEも開始。天性のキャラと、独特のサービス精神で観る人に違和感と恍惚感を与える。2012年、約9年ぶりのソロ名義タイトル『グラマラスローリー』を発売。
僕は昔からずっとソニー製品のファンだったんです。今も強く印象に残っているのはウォークマンの初代機かな。ヘッドホンプラグが2つあって、音楽をふたりで共有することができたんですよ。独創的なアイデアだと思いましたね。これまでにも面白い製品がたくさんあったと思うんです。今回のこの新しいヘッドホンも楽しみです。
このXBA-BT75、まずは個性的なデザインに目が行きますね。この充電器を兼ねたケースは一見してお洒落だし、ちょっと不思議な感じもあって面白い。この音量や曲送りのリモコン部分も、他にはないタイプのような気がする。(実際に耳にかけてみて)なるほど、このフィット感と操作感は新しい経験ですね。
そしてBlueTooth対応ヘッドホンでありながら、これだけの小ささを実現しているのは素晴らしいと思いますね。今までのワイヤレスのヘッドホンには大きなバッテリーが胸元にあったりして、本当の「ワイヤレス」を実感するところまでは行ってなかったように思います。このコンパクトさとデザインであれば、バッテリーも気にならない。ヘッドホンであること、つまり音を聞くこと以外の部分を意識する必要がなくなった。とても「ソニーらしさ」が感じられるヘッドホンだと思います。
ヘッドホン部分もこんなにも小さいのに、本格的な音が聞こえてくるんですね。一昔前の「イヤホン」とは音のレベルがまったく違う……。音質としてはとてもフラットで、不自然な強調を持たせることなく、高音域と低音域とがとてもバランス良く効いていると思います。一番相性がいいのはポップス系の音楽かな。ぜひ、ROLLYの音楽をこのヘッドホンで聴いてほしい(笑)。
これだけ身軽に動くことのできるワイヤレスのヘッドホンで、しかもスマートフォンとの切り換え機能も付いている。音楽を聞きながら動き回るようなときにいいんじゃないかな。そうですね、僕もこのヘッドホンを使いつつ、この機能がいちばんフィットする場面を探してみようと思います。
……えっ、僕の日常ですか? それはもちろん皆さんと一緒で、お料理をしたり、お掃除をしたり、音楽を大音量で聴いてはお隣の人に怒られたりしています。このXBA-BT75を使えばもう大丈夫です、きっと怒られないようになると思います(笑)。