SHINYA SATOGALLERY
[FIND MY LIGHT| CINEMATIC VLOG #19]コンパクトながらも一切の妥協のない高画質を誇るボディ&レンズの組合せが、その機動性を最大限に活かしたアクティブな作品のアイデアを沸かせてくれる。
Location撮影地情報
【FIND MY LIGHT】撮影地:千葉県
おすすめ撮影スポット:アクアラインを渡ると広がる房総半島が最近のお気に入り撮影スポット。
様々な表情を持つ多彩な海岸線とダイナミックな大自然に加え、思わずカメラを向けたくなるおしゃれなスポットが隠れていて、ドライブしながらいつも新しい発見にあふれている。
Gear Impression機材インプレッション
心も身体も軽くなり創作意欲を掻き立ててくれる素晴らしいカメラだ。
カメラを手にしたときからずっと私はよく写る小さなカメラを好んで選んでいる。いつでも持ち出せる気軽さは撮影のチャンスとモチベーションを高めてくれるし、そんなカメラにはとても愛着が湧いてくる。
そのサイズ感と圧倒的な高画質、AF性能のバランスに惹かれて数年前から何台も使い続けてきたフルサイズのαシリーズだが、この2台を手にした時ついに理想のボディに出会ってしまったと感じた。使い勝手を犠牲にしないギリギリの絶妙なサイズに、α7R Vとα7 IVの高性能のほぼ全てがしっかりと凝縮されている。高品質なフルサイズセンサーが描き出す画は兄弟機となんら変わることなく、さらに最新のAIプロセッシングユニットによりさらに磨きのかかったAF性能、撮影のテンポを妨げることのない十分な数のボタンやダイヤルを備えた操作性を備え、もはや小型機だからという割り切りを一切感じることなくメインとしても使えるボディに進化した。
また動画撮影においても妥協のない最新スペックを搭載しているので、小型のレンズやジンバルと組み合わせることで映像制作におけるセットアップを大幅に軽量化できたことも想像以上のメリットになった。
まさに自分にとって心も身体も軽くなり創作意欲を掻き立ててくれる素晴らしいカメラだ。
日々の相棒として最高のコンパクトズームだった。
望遠端を少し抑えることでフルサイズ対応のF2.8ズームとして驚くほどの軽量コンパクトさを実現したこのレンズにまずは拍手を送りたい。豊富な選択肢のある標準ズームレンズの中でこの一本を選ぶ理由は使ってみてすぐに感じることができる。もちろんα7CR/α7C IIとの相性は抜群で、ボディとのバランスも相まって使っていて楽しく自然と持ち出してシャッターを切る機会が増えた。最新のGレンズの高画質も本当に信頼のおけるもので何の不安もなく軽快に作品を残していけるし、僅かな望遠端の短さも高画素機のα7CRなら積極的にAPS-Cモードでクロップしてチャンスを逃さず撮影できる。日々の相棒として最高のコンパクトズームだった。
高画質なF2.8広角ズームレンズがこれだけ小型軽量に仕上がっていることに他にはない特別な価値がある。
街中のスナップからポートレートまで、自分は16mmスタートの超広角レンズを使ったダイナミックな構図が好きで積極的に使用してきた。このレンズの16mm-25mmというレンジは実用的で無駄がなく、高画質なF2.8広角ズームレンズがこれだけ小型軽量に仕上がっていることに他にはない特別な価値がある。
FE 24-50mm F2.8 Gと同様に、ズームの繰り出しの少なさはジンバル運用にも適しているし写真撮影においても絞りリングや各種スイッチがコンパクトにまとまっていて使い勝手にも妥協はない。ぜひコンパクトなボデイとともにセットで使って超広角の楽しさを気軽に感じてもらいたい。
SHINYA SATO
IT企業のセールス&マーケティング部門に勤務しながら関東近郊で活動しているビデオ&フォトグラファー。
2015年頃にカメラを手に取り多数のスクールやワークショップで学びながら趣味としてストリートスナップやポートレイト撮影を続けていたある日、Youtubeで偶然出会った一本の映像作品に感激し2019年から独学で動画を撮り始める。
現在はポートレイトをテーマとしたCINEMATIC VLOG作品を中心に制作しながら、ミュージックビデオや建築映像制作、レビュー記事執筆、講座講師などにも取り組む。
Tokyo Camera Club Movie Creators Award 2023認定、東京カメラ部動画コンテスト2022優秀賞、みんなのポートレイト展 2020レビュワー賞(テラウチマサト氏選出) 他