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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [桜編]プロカメラマンによる撮影テクニック
プロカメラマンによる撮影テクニック 桜編
足元の春を忘れずに

ふと桜の根元に目をやると、幹からぽつんと咲いている可憐な桜をみつけました。小枝の先のようにゆらゆら揺れることがなく、クローズアップには好都合でした。背景を幹だけにせず、ぼかした桜色を入れてみました。
焦点距離:100mm /F値:5.6 /シャッター速度:1/250秒

目線をさげて観察する

咲きほこるのも桜なら、おしげもなく散りいそぐのも桜です。満開の枝ばかりではなく、足元にも目をむけて観察してみましょう。桜の木や花そのものを構図に入れなくても、その写真を見た人が、「桜」のイメージを膨らませることができれば成功です。



濡れた桜の樹皮に張りついた桜の花びら。雨上がりだけのシャッターチャンスです。
 

樹木の根元に散りつもった花びら。花そのものを撮影しなくても、少し前には満開に咲き乱れたであろう、桜の木を想像させます。



同じ被写体でも、根元を画面上ぎりぎりに配置することで、手前に広がりが生まれ、より満開時の桜の見事さをイメージさせる構図となりました。


桜の木近くの水面にも目を向ける

公園の桜は、池などのまわりに植えられていることが多いものです。そんな場所にでかけたら、忘れずに水面をのぞいて見ましょう。枝のような華やかさはないものの、散り落ちた桜に、せつなさを感じます。



暗い池に落ちた淡い花びらに、水面近くで群れをつくるニシキゴイの色が華をそえています。
 

淀んだ水面に集まった桜の花びら。暗い水面と明るい花びらを、半々に配置しました。



池から顔をのぞかせた石に、桜の花びらが降りつもっています。水面に映りこんでいる樹木は、花を落とし終えた桜です。

撮影ONE POINT

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1.樹の上半分をねらって、きれいに撮る   2.他の被写体と組み合わせる
     
3.花に思いきり近づいて撮る   4.足元の春を忘れずに
     
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