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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [Living Photo編]プロカメラマンによる撮影テクニック

[WEB版]αセミナー プロカメラマンによる撮影テクニック Living Photo編

ナチュラルな色に仕上げる光のこと

写真

使う光は「自然光」と「逆光」
太陽の光が回り込んだやさしい写真に

はじめは友人に遠慮して、室内の照明をつけたまま撮影していましたが、焼き上がったお菓子は電気を消して自然光で撮らせてもらいました。色が格段にナチュラルでおいしそうになりました。

写真 Zoom
50mm F1.4 / F 値 2.0 / ISO 400 /
Tips!

花や料理、雑貨の色をナチュラルに撮るのに欠かせないのが太陽の光。

 

まず、日当りのいい窓際に、カーテンを引いて、撮りたいものを置きましょう。直射日光やフラッシュは確かに明るいのですが、その分強い影が出るのでリビングフォトではNG。ふんわり明るい写真を撮りたいのなら、晴れた日の明るい日陰がおすすめです。

 

また、曇りの日は撮影場所を選びません。撮影実習をすると、かならず「えっ?こんな暗い部屋で撮れるのですか?」と驚かれます。もうひとつ意外に思われるのが、光の向きです。リビングフォトのほとんどが、被写体の後ろから光を当てる「逆光」で撮っています。花の場合、斜め横から光を当てることもありますが、正面から光を当てて撮る「順光」を使うことはまずありません。

図

逆光で撮影するときは、被写体の影がどこにできるかよく見てください。
後ろから光を当てると、手前が陰になって暗くなります。その部分を明るくするために、かならずレフ板を手前に置き、反射した光を被写体に当てて、くすみを取り除きましょう。

 

レフ板は、白い厚紙を折って立てるだけで簡単に作れます。とくにケント紙は扱いやすくおすすめです。「逆光」と「レフ板」は常にセットと覚えてください。

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Contents
01.LivingPhotoの基本 02.カメラとレンズはこの組み合わせ 03.これだけは押さえておきたいカメラの設定 ナチュラルな色に仕上げる光のこと
まとまりある色みに仕上げる 06.うまく見える構図のセオリー  
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