花や料理、雑貨の色をナチュラルに撮るのに欠かせないのが太陽の光。
まず、日当りのいい窓際に、カーテンを引いて、撮りたいものを置きましょう。直射日光やフラッシュは確かに明るいのですが、その分強い影が出るのでリビングフォトではNG。ふんわり明るい写真を撮りたいのなら、晴れた日の明るい日陰がおすすめです。
また、曇りの日は撮影場所を選びません。撮影実習をすると、かならず「えっ?こんな暗い部屋で撮れるのですか?」と驚かれます。もうひとつ意外に思われるのが、光の向きです。リビングフォトのほとんどが、被写体の後ろから光を当てる「逆光」で撮っています。花の場合、斜め横から光を当てることもありますが、正面から光を当てて撮る「順光」を使うことはまずありません。 |