約11倍という幅広いズーム域をもつ18-200mm。200mm域で撮影することにより、背景のボケを生かした印象的な写真を撮ることができる。
焦点距離:200mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/80秒
カメラを意識しない子供の自然なしぐさや表情を撮るため、望遠で少し離れた距離の斜めの位置から撮影する。18-200mmならば、自由なズーミングが効果を発揮する。
焦点距離:120mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/125秒
対角線76°の広角を生かして、ビルの吹き抜けの高さを引き出す。縦位置で低いアングルから、床を構図の下に合わせて上向きに撮影することで、天井の一部まで写し込むことができている。また、18mm域は被写界深度が深いため、絞り開放でもシャープな画像が得られている。
焦点距離:18mm 絞り:F3.5 シャッタースピード:1/30秒
手前の風景も見ながら富士山の表情を切り取る。18mmいっぱいの広角ではなく、目で見る雰囲気に近い画角で構図が探せる自由度の高さは、18-200mmならでは。暗い夕暮れでもα本体の手ブレ補正機能よって、ブレの心配が少なく撮影しやすい。
焦点距離:38mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/250秒
近くに寄れない渓流での撮影は、200mmの望遠が威力を発揮する。絞り値はF6.3と少し暗くなるが、あえてF25まで絞り、シャッタースピードを遅くすることで、水の流れをダイナミックに表現。
焦点距離:200mm 絞り:F25 シャッタースピード:1/3秒
18-200mmの最短撮影距離は45cm。200mm望遠で撮ると、最大撮影倍率は0.27倍の高倍率になる。ズームを駆使して自由に構図を決めながら被写体の大きさもコントロールできる。また、そのときに背景を意識することにより、被写体を浮かび上がらせる美しいボケも表現できる。
上)
焦点距離:105mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/125秒
下)
焦点距離:200mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/80秒