今回“α700”を持って出かけて感じたのは、「楽しかった」ということにつきます。カメラっていろいろな機能があるから、撮るまえに「ああしなきゃ、こうしなきゃ」って考えなきゃいけない。僕はレンズもできれば一本でいきたいし、ホワイトバランスも基本的にオートです。もちろん“α700”はいろいろ設定を選べるのだけれど、一方でカメラまかせにしておいても見たままの印象に近い写真が撮れる。手ブレ補正機能によって三脚に頼らずに望遠レンズが使えるから、
(3)のような出会いを逃さない。
(4)は「もや」がかかるケープタウン近郊の浜辺ですが、このビーチの光は本当にこんな感じだったのです。喜望峰の空
(5)も、実際にこういう空でした。カメラに任せられるぶん、何をどんな気持ちでどう撮るか、絵を作ることとシャッターを切ること、そこに集中できます。“α700”で撮っていて、あらためて写真が楽しくなってきた。そんなことを感じさせてくれるカメラですね。