“α700”をはじめて手にしたとき“α100”にくらべて「ちょっと大きいかな?」という印象を持ちました。私の手には余るんじゃないかと思いましたが、実際に使ってみると、すべり落ちてしまいそうな「いやな重さ」は全然なくて、しっくりと馴染んだ感じがします。
ビックリしたのはファインダー。すごくキレイで明るくて、見やすい! 花を撮影するとき、一番神経を使うのはピントです。よく “しべ”の先端に合わせたりします(1)(2)が、その精密さが求められるピント合わせに、狭くて暗いファインダーだとほんとうにつらいんです。ほんの小さな範囲にピントが合っているかどうか、“α700”のファインダーならきっちりわかります。ピントに自信がもてるファインダーですね。
この液晶モニターもすごくいい。大のお気にいりです。ピントやブレの確認はもちろん、開放からひとつ絞ったらシャープになることまで確認できます。レンズによる写りの違いもよく判別できます。イメージしたとおりの色がでているか、ボケの感じは思ったとおりに出でいるかなんかも、PCや大きなモニターに移すまでもなく、うしろの液晶だけでチェックできてしまうところが、花の撮影にはとてもうれしいんです。 |