自宅でとびきりの音響で映画を楽しむなら、リビングにホームシアターを組んで、テレビの真正面に座って鑑賞するのが一番!…なのですが、場所にとらわれず、どこから見ても迫力の音と共に映画を楽しめるなら、ちょっと新しいスタイルで映画の鑑賞ができそうではありませんか? 今回ご紹介するソニーのワイヤレス肩のせスピーカー「SRS-WS1」を使えば、それが可能になるのです。
果たしてどんな体験が待っているのか。今回は、カフェや本屋など、場所にとらわれない“移動映画館”を主催する「キノ・イグルー」の有坂 塁さんに体験していただきました。
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有坂 塁さん
「キノ・イグルー」は2003年に有坂塁が渡辺順也ととも設立した移動映画館。東京を拠点に全国のカフェ、パン屋、酒蔵、美術館、無人島などで、世界各国の映画を上映している。さらに「あなたのために映画をえらびます」という映画カウンセリングや、毎朝インスタグラムに目覚めた瞬間に思いついた映画を投稿する「ねおきシネマ」をおこなうなど、大胆かつ自由な発想で映画の楽しさを伝えている。
開放感バツグン。アウトドア気分になれる、テラスでの映画鑑賞
「テラスで見るのは、とても開放感があっていいですね。コーヒーやちょっとした食事と合わせてもいいかもしれません。自宅にいながらにして、アウトドア気分で映画が楽しめる気がします。映像から離れても迫力溢れる音がどこでも(*1)持ち運べるので、作品から意識が離れずじっくり鑑賞できます」
圧倒的な音響体験。想像以上の世界が待っている
「完全に想像以上でした。高音も低音もクッキリとしていて、スピーカーから音を聞いているという感覚が段々なくなります。映画の世界に没入するような、自分の体に音が響き渡る新しい体験でした。ホームシアターセットを導入するより、手軽でいいかもしれません」
迫力の音を実現するのは、「SRS-WS1」の新構造ウェアラブルサウンド。左右のスピーカーに備え付けた開口部から音が回り込むように響くスリット構造と、音の方向性を整えるディフューザーの組み合わせで、音を前後方向に広げつつ立体的に響かせ、そのサイズからは想像できないほどの臨場感をもたらします。
今回は2016年に公開された映画『ゴーストバスターズ』を鑑賞していただきましたが、有坂さんが特に印象的だったのがそのクライマックスシーンだといいます。ニューヨークの街を舞台に、ゴーストとのド派手なバトルアクションが繰り広げられます。
「爆発音も環境音もBGMも、それぞれが粒立って聞こえましたね。映像自体のダイナミックさに、音がまったく負けていないのです。映像と音のバランスが崩れていないどころか、その場で戦っているような臨場感すらありました。そして低音に合わせて、スピーカー本体が振動することにも驚かされました。映画の中の音楽への意識が高まって、思い出としても残りやすいかもしれませんね」
「それに、設定がカンタンでした」と有坂さん。ステレオミニジャックや光デジタル音声入力端子(角型)で、テレビやプレーヤーと送信機を接続するだけ。送信機とスピーカー間は専用の無線接続なので、遅延はほぼ皆無。1回約3時間(*2)の充電で最大約7時間(*3)連続使用が可能で、映画を複数本見ても大丈夫なスタミナ仕様です。
大音量でも迷惑にならない。着けた人だけが迫力の音を体感できる
通常、迫力の音が出るスピーカーをテラスで使用したらご近所への配慮が気になりそうですが、SRS-WS1ではそんな悩みも解決してくれそうです。
「大音量で友人につけて鑑賞してもらったのですが、周囲にいる人に聞こえる音は非常に小さいと感じました。自分でつけると大迫力のボリュームと音質で聴けるのに、他の人に迷惑をかけないことも嬉しいですよね。これまで大音量で楽しみたいときは周りに気を遣ってヘッドホンを使用していましたが、どうしても自分だけの世界になって、個人的になりすぎてしまう。これは耳をふさがないので周りの人との時間が遮断されません。映画を介したコミュニケーションが取れるのもいいですね」
他の人がつけた時に聞こえてくる音量と、自分がつけた時の迫力の音の違いを疑似体験いただけるよう、イメージムービーをご用意しました! ぜひヘッドホンをつけてご覧下さい。
キッチンでコーヒーを淹れながら。家じゅうどこでも鑑賞できる
「テラスだけでなく、たとえばキッチンでは、ゲストのためにコーヒーを淹れながら一緒に映画を見たり、家族と一緒に料理をしながら映画を見たり、なんてこともできそうです。料理の映画だったら、料理しながら見られるとなんだかシズル感が増しそうですよね」
ちなみに「SRS-WS1」は送信機ひとつにつき2つのスピーカーを接続できるので(*1)、家族や友人といる時に、1人はリビングで、1人はキッチンで、それぞれ好きな場所から迫力の映画鑑賞をしてみるのも面白そうです。(*4)
他にも、書斎やベッドなど、どこで楽しむかはアイデア次第といえそうです。
「テラス、リビング、キッチンなど、それぞれの場所に合わせた映画の楽しみ方ができますね。僕自身、場所にとらわれずに映画を見る提案をしていますが、いつもと違う場所から映画を観ると、新たな発見があり、思い出の残り方がより深いものになるんですよ。季節はもちろん、天気に合わせるなど、場所とシンクロさせることで得られる感動があるはずです。これだけ素晴らしい音響でどこでも映画が楽しめるなら、映画館以上の体験とも言えそうです。何をどこで見ようかと考えるのが、楽しくなりそうですね」
ちなみに今回は、「antenna」でもこの新・映画鑑賞スタイルを公開中。こちらもぜひチェックしてみて下さい。
「SRS-WS1」の音響体験をたっぷりお伝えしましたが、やはり百聞は一“聴”にしかず。家中どこでもベストな音響で映画を楽しめる感動を、ぜひ一度味わってみて下さい。映画に対する印象が、根底から覆るかもしれませんよ。
*1 送信機から約30mまで視聴が可能(直進見通し、スピーカー2台接続の場合)。
*2 スピーカーのINPUT端子から充電することもできます。スピーカーとACアダプターをマイクロUSBケーブルでつなぎ、ACアダプターをコンセントに差し込みます。充電中にスピーカーは使用できません。 Bluetooth接続には対応しておりません。
*3 JEITA規格による。使用状況により異なります。
*4 2台使用する際は、本機を2つ購入いただく必要があります。スピーカーのみの販売は行っていません。
※ 本機と接続する機器や通信環境、周囲の状況によっては、雑音が入ったり、音が途切れたりすることがあります。
今回鑑賞した映画作品
『ゴーストバスターズ』
80年代を代表するエンターテインメント作品のひとつが27年ぶりにリブート。コミカルな演出、最新CGをふんだんに取り入れたアクションなど、見どころたっぷり。家族や友人と、肩の力を抜いて楽しめる仕上がりです。
ブルーレイ:1800円
DVD:1280
4K ULTRA HD &ブルーレイセット:6800円
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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