法人のお客様プロオーディオ 事例紹介 専門学校 東京ビジュアルアーツ・アカデミー 様

専門学校 東京ビジュアルアーツ・アカデミー 様

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プロの現場で使われるB帯アナログワイヤレス「UWPシリーズ」を
映像学科における実習・制作用に導入

1963年に開校し、創立から60年以上の長きにわたり、メディア・エンターテインメント分野に向けた人材を輩出し続ける、東京都千代田区の専門学校 東京ビジュアルアーツ・アカデミー。映像学科における実習・制作用に、B帯アナログワイヤレス「UWPシリーズ」を2024年7月に導入されました。専門学校 東京ビジュアルアーツ・アカデミー 学務部 映像学科 早船 晶尋様に「UWPシリーズ」導入の決め手、実際にお使いになられての感想を伺いました。

専門学校 東京ビジュアルアーツ・アカデミー
学務部 映像学科
早船 晶尋 様

機材の「数と質」、
双方の課題解決に向けて

映画・放送・動画を扱う「映像学科」で導入

当校は、1963年に写真の専門学校として創立され、今ではメディア・エンターテインメント分野を中心とした7学科を擁しています。2学年合計で約600人が学んでいます。映像学科でドラマやバラエティー番組を撮る際には、特殊メイク学科の学生がヘアメイクで加わったり、ダンス学科や音楽総合学科の学生が公演やライブを行う際には、映像学科の学生が収録や画出しに加わったり、学科間のコラボレーションが多い学校でもあります。コラボレーションの成果をお披露目する機会として、一般の方も自由に来場いただける、東京の6専門学校合同イベント「TOKYOクロスオーバー・サミット」や、本学単体の学園祭「Arts Sonic」なども毎年開催しています。

2.4GHz帯での“頻繁な音の途切れ”が課題

ワイヤレスマイクロホンについては、これまで映画・放送関係のコース用にソニーのB帯アナログワイヤレスマイクロホンパッケージ『UWP-D21』を6式、ポータブルダイバーシティチューナー『URX-P41D』のほか、動画関係のコース用に海外メーカー製のコンシューマー向け2.4GHz帯ワイヤレスマイクロホンシステムを5式使っていました。

当校では座学は少なめで、授業の8割ほどが実習という特長があり、機材に対する需要も高く、機材の絶対数が不足していました。また、これまで使用していた製品は、導入から長年経過し、故障して使えなくなっていたものもありました。さらに、2.4GHz帯の製品については、現場で「音の途切れ」が頻繁に起こっていたことから、「数と質」を満たす、新しい機材の導入が求められていました。

合計20波分に加えて、マルチインターフェースシューアダプターを導入

今回導入した機種は、ボディパックトランスミッター『UTX-B40』を20式、2波同時受信に対応したポータブルダイバーシティチューナー『URX-P41D』を10式、マルチインターフェースシューアダプター『SMAD-P5』が10式です。

ボディーパックトランスミッター

UTX-B40

製品情報

ポータブルダイバーシティチューナー

URX-P41D

製品情報

マルチインターフェースシューアダプター

SMAD-P5

製品情報

学生には、
いまの業界・現場で
使われている機材を

「講師の意見」や「機材レンタル会社のラインアップ」を参考に選定

新しい機材選定にあたっては、なるべく「いまの業界・現場で使われている機材」であることを重視しています。「操作や構造など、基礎が学べる機材」ということと、「学生にギリギリ託せる価格」という前提で選びました。学生はよく壊してしまうのですが「どういう使い方をしたら壊れるか」「どれぐらい機材が大切か」を学んでもらうことも重要と考えています。大切に扱うことを学んでもらうという観点での「ギリギリ託せる価格」です。「現場で使われている機材」という点では、講師の意見や機材レンタル会社のラインアップを参考にしました。

それらのポイントから、800MHzの「アナログB帯」となりました。プロの現場で使われている「B帯」なら音の途切れの心配もありません。

“2波同時受信”で機材構成をコンパクトに

「UWPシリーズ」のチューナーには、1波受信の『URX-P40』と2波同時受信の『URX-P41D』がありますが、今回は2波対応の『URX-P41D』を選んでいます。オペレーションスタイルもプロの現場に一層近づけるべく、ポータブルミキサー・レコーダーも多く導入しました。少人数のオペレーションを意識して、機材がコンパクトにまとまるよう『URX-P41D』を選びました。2波同時受信のチューナーがこの価格帯で用意されていたことも「UWPシリーズ」を選んだポイントでした。

マルチインターフェースシューアダプターは、インタビューや授業収録で

『SMAD-P5』は、以前から保有しているソニーのXDCAMメモリーカムコーダー『PXW-Z190』やNXCAMカムコーダー『HXR-NX5R』に装着して使うことを意識して導入しました。基本は、録音スタッフがついてミキサーを使って収録をするのがメインですが、インタビューなどのほか、オンライン授業の収録の場面で『SMAD-P5』を活用しています。

ロケ、スタジオからミュージックビデオの音出しまで多岐に活躍

「UWPシリーズ」の利用シーンは多岐にわたります。ジャンルとしては、映画やドラマ、バラエティー、ドキュメンタリーのほか、スタジオ収録でも常設の設備でチャンネル数が足りないときに使っています。また、ミュージックビデオの収録で、音出しをワイヤレスで送りたいときにも使っています。使用場所も学内やロケなど幅広く使われています。

確実性や音質など
「質」の向上を実感

途切れず、安心して使える800MHz B帯の「UWPシリーズ」

これまで使ってきた2.4GHz帯のものは「少し離れるとすぐに途切れる」といったことや「ペアリングが切れてしまう」といったことがたびたびありました。そのため、収録でもピンマイクはアテにせず、ガンマイクでの音声をメインにして録る、といった使い方が当たり前でした。しかし、800MHz B帯の「UWPシリーズ」に切り替えてからは、音の途切れもなく「安心してピンマイクの音声が使えるようになった」と学生からも好評です。プロの現場でも使われている機材に統一できたことで、授業の質も上がりました。扱い方から運用のスタイルまで指導をしやすくなったとの声を講師陣からいただいています。

ポストプロダクションでの作業性や仕上がりにつながる「音質の良さ」

基本的にトランスミッターに付属のマイクを使って収録していますが、これまで使用していた2.4GHz帯の製品と比べると、付属マイクの音質の良さも実感します。これまでは、指向性の違いからか、周囲のノイズを拾い過ぎてしまい、ポストプロダクション段階での後処理に学生が難儀する場面がありました。「UWPシリーズ」の付属マイクでは、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)やプラグインソフトの力を借りずとも、編集ソフトの中でできることだけで、音を仕上げられるようになりました。だいぶ作業性は変わったと思います。

考えられた
「使い勝手」の良さを実感

“単3電池式”の良さを改めて実感

改めて実感したのは、「UWPシリーズ」の単3電池式の良さです。以前使用していた2.4GHz帯の製品は充電式だったのですが、学生が制作のために持ち出し、3日連続でロケ、などとなると、毎晩帰ってから充電していました。単3電池式ならば、電池を交換するだけで使えます。

チャンネルが混雑する学内では「NFC SYNC」機能が活躍

学内での収録では、あちこちでワイヤレスが使われていることがあり、800MHzのB帯でもチャンネルが混雑することがよくあります。「UWPシリーズ」には、空きチャンネルを自動検索してトランスミッターとチューナーに自動設定してくれる「NFC SYNC」機能がありますが、講師も「頻繁に使っている」「とても便利」と言ってくれています。

稼働率も高く、
学生からも講師からも好評

映画・ドラマでの仕込みに向いた、オプションのラベリアマイク導入も視野

今回は1度としては最多となる台数の導入でしたが、今年は卒業制作で“ストーリーもの”を撮る班が多いこともあり、稼働率もとても高く、適切な台数だったと思います。講師からは、映画やドラマ分野の指導において、衣装への仕込みにさらに適した、一層スリムなマイクを求める声もあります。今後はハイエンドの現場でも広く使われていて、『UTX-B40』にも接続できるラベリアマイク『ECM-77BMP/9X』などをオプション的に追加していくことも考えています。

エレクトレットコンデンサーマイクロホン

ECM-77BMP/9X

製品情報

※本ページ内の記事・画像は2025年1月に行った取材を元に作成しています

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