フルHD解像度の液晶パネルを搭載しているため、フルHD信号をドットバイドットで表示できます。WXGA(1366×768、1280×768)のモニターでは、画像の精細な部分が縮小表示によりぼやけますが、本機ではフルHD解像度のまま正しく確認できます。
薄型・軽量の追求とともに、質感やデザインにもこだわった筺体を採用。消費電力は、同サイズのモニター(LMD-A170)と比べ、約30%の低消費電力化を実現。DC12V駆動にも対応しており、中継車、送出確認時などのラックマウント用途やドラマ制作などのフィールド現場でもご利用いただけます。
インターレースプログレッシブ変換(I/P変換)時、映像信号の0.5フィールド以下の低遅延処理を実現しました。また、I/P変換に際し、最適な信号処理を自動的に選択するため、その都度設定する手間が省けます。
※ SDIの出力は、SDI1に入力された信号の出力になります
入力信号の波形やオーディオレベル(エンべディッドオーディオのみ対応)、ベクトルスコープを画面に映像信号と同期した遅延がない状態で、表示できます。ウェーブフォーム選択時はラインを表示させ、ライン位置の波形を表示することも可能です。ベクトルスコープ選択時はターゲットを75%と100%に切り替えが可能です。これらの機能は、2画面表示時にも使用できるため、2台のカメラの調整が簡単になります。
大音量2.0W+2.0Wのステレオスピーカーをモニター前面に搭載し、SDIエンべディッドオーディオや外部オーディオ入力などを、ラックにマウントしても音質を損なうことなくパワフルな音で確認できます。
本体のコントロール部分のデザインとメニューの構成が業務用有機ELモニター「PVM-Aシリーズ」、業務用液晶モニター「LMD-Aシリーズ」と同じため、モニターごとに操作を覚える必要がなく、操作性が向上します。
ユーザーコントロールメニューでの上限値以上にアパーチャーの値を上げ、画像の輪郭をはっきりさせます。フォーカスがあった部分に色(赤、緑、青、黄、白から選択)を付け表示することもでき、素早く正確なフォーカス合わせが可能です。
SDI信号上のタイムコード(VITC/LTC)を画面の上部か下部に表示できます。
2つの入力信号を同一画面上にサイドバイサイドで表示することができます。カメラの色調整や画像の比較確認に使用することができます。
※ SDI1とSDI2が同じ信号フォーマット、同じ信号システムではない場合、正しく表示されません
※ SDI1とSDI2にゲンロックをかけて同期をとってください
撮影環境に合わせて、上下/左右/上下左右反転し表示する機能を搭載しています。
バッテリーの使用などにより、DC入力電圧が仕様(12Vから17V)の範囲外になった場合、本体前面パネルの電源スイッチのインジケーター点滅による警告を出します。
効率的な放熱によりファンレス化を実現しました。MA室、アナウンサーブースでのご使用に適しています。
・ガンマモード(2.2、2.4)
・エリアマーカー、センターマーカー、アスペクトマーカー表示
・画面内タリー表示
・ブルーオンリー
・レンタル用途に便利なユーザーリセット機能
・ファンクションキー
・ウォール/アーム/ラックマウント(100×100mm)対応
・多言語対応
・パラレルリモート
※ LMD-Bシリーズは、ファームウェアのバージョンアップに対応しておりません