ソニー製品情報
●イコライザー(EQ)
高域・中域・低域の特定周波数のレベルをコントロールする機能のこと。聞きやすい音を作るために特定周波数を強調、除去するなどの用途に使用します。
●インターカム
番組制作中にスタッフ間などで会話するために使用する装置のこと。
●エンコード
圧縮技術を使い、帯域に応じたビットレートごとのストリーミングファイルを作成すること。
●オシレータ
一定の周波数で正弦波などを発振する発信器のこと。本機では、オーディオ用オシレータを内蔵しています。
●カラーバー
画面上に垂直の色の縞で表示されるテスト信号のこと。ビデオカメラやモニターの色相や彩度の調整に使います。
●カラーマット
本機内部で生成するカラー信号のこと。マットのHue(色相)、Sat(彩度)、Lum(輝度)を調整することができます。
●コンプレッサー
一定のレベルを超えた音量をなだらかに押さえ込む機能。レベル差の大きい音声信号を平均化するために使用します。
●サブネットマスク
ネットワーク内の住所にあたるIP アドレスは、ネットワークアドレスとホスト(個々のコンピューター)アドレスで構成されますが、IP アドレスの内、何ビットをネットワークアドレスに使用するかを定義する数値をサブネットマスクといいます。サブネットとは、大きなネットワークを、いくつかに小さく分割したネットワークのこと。
●サムネイル
多数の画像を一覧表示するために、縮小して表示される画像のこと。
●スーパーインポーズ
ビデオ編集の特殊効果の1 つ。映像上に文字や切り抜いた画像を重ねて表示します。
●ストリーミング
ネットワークを介して音声やデータを受け取りながら、リアルタイムに再生すること。データをすべて受け取ってから再生する「ダウンロード」と呼ばれる方法に対し、こま切れに受け取ったデータを順次再生することができます。ストリーミングを可能とする方式として、RealMedia、Windows Media、Quick Time などがありますが、本機ではストリーミング形式としてRealMedia ストリーミングファイルフォーマット(.rm)をサポートしています。
●スレッショルド(Threshold)
リミッターやコンプレッサーが動作を開始するレベルのこと。
●ダウンストリームキー(DSK)
すでにエフェクトをかけたり合成が行われている映像に、さらに画像や文字を合成する機能のこと。画像処理の流れの中で最も下流(ダウンストリーム)で行われるため、ダウンストリームキーと呼ばれています。
●チルト(Tilt)
カメラを上下に振ること。
●ディマー(Dimmer)
画面表示を薄暗くしたり、音声のレベルを少し落とすこと。
●デフォルトゲートウェイ
所属するネットワークの外のネットワークへアクセスする際に、出入り口となるルーターやコンピューターなどのこと。
●トークバック(Talk Back)
ディレクターなどからの指示を伝えること。本機では、前面パネル上のマイクに向かって話した声を本機に接続したインターカムシステムに出力し、インターホンのように会話することができます。
●ドメイン名
インターネット上に存在するコンピューターやネットワークにつける識別子のこと。「.」で区切られた階層構造になっており、右側からトップレベルドメイン、セカンドレベルドメイン、サードレベルドメイン・・・と並んでいます。
●トランジション
ある程度の時間をかけて、ある映像から次の映像に切り換えること。キーを利用した文字や画像の合成や消去を、トランジションによって行うこともあります。
●トランジションエフェクト
さまざまな効果(エフェクト)を付けて、徐々に映像が変わっていくこと。本機では、ミックスとワイプの2つのトランジションエフェクトが使用できます。
●パン(Pan)
オーディオ用語では、音の左右バランスを調整すること。カメラ用語では、カメラを左右に振ること。
●フィルター(Filter)
高域・低域周波数を除去する機能のこと。ケーブルノイズなどのノイズを除去するなどの用途に使用します。
●フェードトゥブラック(FTB)
映像が黒画面にフェードアウトする効果のこと。
●ブラックバースト信号
外部同期(GenLock)を取る場合の基準信号のこと。
●プリセット
複数の電気的な設定を、一組のデータとして記憶し、まとめて再現する機能。本機には、カメラプリセット機能が搭載されています。
●プリフェーダー(Pre-Fader)
音声信号に、オーディオチャンネルフェーダーのコントロール調整がかかっていない状態のこと。その他の調整はポストフェーダーと同じです。AUX出力端子から出力することができます。
●プログラム(PGM)出力信号
エフェクトなどをかけて本機から出力される映像・音声信号のこと。視聴者が見る映像となるもの。
●ホスト名
ネットワークに接続されたコンピューターを識別しやすいように付けた名前のこと。システムによって異なりますが、多くは数文字の英数字で設定されています。最も一般的に使われるのは、インターネットなどで使われるドメイン名の左端部分の端末識別子と、Windows ネットワークのコンピューター名(NetBIOS 名)です。
●ポストフェーダー(Post-Fader)
音声信号に、パン以外のすべての調整がかかった状態のこと。
●ミックス
トランジションエフェクトの1つ。映像がオーバーラップしながら、古い映像から新しい映像に入れ替わる効果のこと。
●モニター
映像や音声を監視すること。または、監視装置のこと。
●リミッター
一定のレベルを超えた音量を完全に押さえ込む機能。レベル差の大きい音を入力する場合に使用します。
●ルミナンスキー
明るさ(ルミナンス)の成分差を利用して不要な部分を切り抜いた画像を、映像に重ねて合成する手法。一般には、黒い背景に明るい色で文字などを描き、文字だけを合成する場合に使います。
●ロゴ(LOGO)
著作権保護を目的として、映像上に常時表示するマークなどの画像のこと。
●ワイプ
トランジションエフェクトの1つ。映像をぬぐい去るように消していく効果を付けて、古い映像から新しい映像に入れ替わる効果のこと。
●Delay
映像が音声に対して遅れて入力されている場合、音声を遅らせて映像と同期をを保つために使用する機能のこと。
●DHCP
インターネットに接続するクライアントに、起動時に自動的にIP アドレスを割り当て、終了時にIP アドレスを回収するためのプロトコル。
●DNS
インターネット上のホスト名とIP アドレスを対応させるシステムのこと。
●EMC(Electro-Magnetic Compatibility)
電気機器などが備える、電磁的な不干渉性および耐性のこと。電磁的な不干渉性とは、機器が動作することによって他の機器の動作を阻害したり、人体に影響を与える一定レベル以上の干渉源となる電磁妨害を生じないこと。また、電磁的な耐性とは、他の電気機器から発生する電磁波などによって、自身の動作が阻害されない電磁感受性を持つこと。
●FTB(Fade to Black)
「フェードトゥブラック」の項を参照。
●GUI(Graphical UserInterface)
伝統的な文字ベースのインターフェースではなく、ボタンやメニューなどのグラフィックスの部品を使って設計されたユーザーインターフェースのこと。
●i.LINK(アイリンク)
高速シリアルバスの規格「IEEE 1394」のこと。FireWire とも呼ばれています。コンピューターの周辺機器だけでなく、デジタルカメラのようなデジタル機器どうしの接続も可能です。
●IRE(International RadioEngineers)
映像の輝度レベルの単位のこと。0 〜 100 の範囲があり、黒の輝度レベルを0 IRE にする場合と7.5IRE にする場合があります。
●PFL(Pre-Fader Listen)
オーディオチャンネルフェーダーによるレベルコントロール前の音をモニターすること。入力されている音を確かめる場合などに使用します。本機では、Trim、Filter、EQ、パン、レベルコントロールを設定しても、PFL でモニターされる音にはパンとレベルコントロールは効きません。
●RGB
Red(赤)/ Green(緑)/ Blue(青)の3 原色をもとに画像を表示する出力画像信号方式のこと。
●STP(Shielded Twisted)
Pair cable通信ケーブルの種類の1 つ。銅でできた線材を2 本ずつより合わせてシールドしたもの。
●TB(Talk Back)
「トークバック」の項を参照。
●Trim(トリム)
音声信号の入力レベル調整のこと。オーディオチャンネルフェーダーによるレベルコントロールとは別で、各種調整がかかる前の入力段階での調整となります。
●TRS
ヘッドホンなどに使われているジャックのこと。
●VISCA
ソニーが開発した、ビデオ機器とコンピューターを接続するためのプロトコル。
●XLR
キャノンコネクタと呼ばれる3ピンのコネクタ型式。ロック機構が付いていてケーブルを引っ張っても抜けないように工夫されています。また、簡単な構造の割にぐらつきが少なく、マイクなどに使用した場合でもハンドリングノイズが出にくくなっています。
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