日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)様は、地上デジタル放送の最大の魅力といえるハイビジョン放送には特に力を注ぎ、すでにドラマやスポーツ、バラエティなど数多くの人気番組を16:9の画角、高精細な映像でお茶の間にお届けして、大変好評を得ています。
また、報道分野でも、本社内の編集システムや送出設備はもちろん、取材用カメラやVTRなどの機材もHD化を積極的に進めています。
情報カメラについても同様で、更新に合わせて順次HD化を進めていく計画となっています。情報カメラとはビルの屋上や公共施設、あるいは山頂や海辺に設置され、台風などの天気や街の様子を伝える屋外に設置されている『通称"お天気カメラ"』や、各支局からの『記者レポート』を届けるため屋内に設置されたカメラのことで、基本的には本社から離れた場所に設置されています。そのカメラから送られてくる臨場感溢れる映像はニュース、天気予報、情報番組では欠かせない存在となっています。
日本テレビ様では、関東6都県、20ヶ所以上に情報カメラを設置しています。今回、国会記者会館と外務省記者クラブの2ヶ所にコンパクトHDカメラHDC-X300を採用し、運用を開始しました。 |