Mモード(マニュアル露出)とは、絞り、シャッター速度、ISO感度を撮影者がすべて調整するモードです。
P/A/Sモードではカメラが最適な露出(画像の明るさ)を決めるのに対して、Mモードでは撮影者の設定がそのまま露出を決定します。絞りとシャッター速度の両方を自分で細かくコントロールしたい時や、花火や星空などの特殊な被写体を撮る際に使用することが多い撮影モードです。
機種によっては、MモードでもISO感度をオートに設定できるカメラもあります。ISO感度をオートに設定しておけば、設定した絞りとシャッター速度で適正露出になるようにISO感度が自動的に変化します。また、露出補正も使用することができます。
バルブ撮影
Mモードのもう一つの特徴として、バルブ撮影があります。
バルブ撮影では、撮影者がシャッターボタンを押している間シャッターが開き続けます。
30秒以上シャッターを開けたい場合や、花火の尾の長さを調整したい場合に便利な機能です。バルブ撮影を行うには、シャッター速度を[BULB]に設定します。[BULB]は[30”]をさらに増やす方向にダイヤルを回すと表示されます。
また、カメラ本体のシャッターボタンを手で押し続けると画像がブレやすくなるため、バルブ撮影の際は三脚とリモートコマンダーをお使いください。
バルブ撮影の設定方法、リモコンの使い方、設定がうまくできない場合の確認事項など、詳しくは以下のページをご覧ください。Imaging Edge Mobileのスマートフォン操作についてもご紹介しています。
バルブ撮影(BULB撮影)をしたい