タブレットデバイス SGP511/SGP512

防水/防塵性能

microSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバーを確実に取り付けた状態で、IPX5、IPX8の防水性能、IP5Xの防塵性能を有しています。

IPX5:内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、タブレットデバイスとしての機能を有することを意味します。

IPX8:常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときにタブレットデバイスとしての機能を有することを意味します。

IP5X:保護度合いを指し、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に8時間入れてかくはんさせ、取り出したときにタブレットデバイスの機能を有し、かつ安全を維持することを意味します。

SGP511/SGP512が有する防水/防塵性能でできること

  • 雨の中で傘をささずに操作ができます(1時間の雨量が20mm程度)。

    • 手が濡れているときやタブレットデバイスに水滴がついているときには、microSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバーの開閉はしないでください。

  • 汚れたり水道水以外が付着したりした場合に洗い流すことができます。

    • やや弱めの水流(6L/分未満)で蛇口やシャワーより約10cm離れた位置で常温(5℃〜35℃)の水道水で洗えます。

    • 洗うときはmicroSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバーを開かないように押さえたまま、ブラシやスポンジなどは使用せず手洗いしてください。洗った後は、水抜きをしてから使用してください。

  • プールサイドで使用できます。ただし、プールの水をかけたり、プールの水に浸けたりしないでください。

防水/防塵性能を維持するために

水や粉塵の侵入を防ぐために、必ず次の点を守ってください。

  • 常温の水道水以外の液体をかけたり、浸けたりしないでください。

  • microSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバーはしっかりと閉じてください。接触面に微細なゴミ(髪の毛1本、砂粒1つ、微細な繊維など)が挟まると、水や粉塵が侵入する原因となります。

  • マイク、スピーカー、ヘッドセット接続端子などを尖ったものでつつかないでください。

  • 落下させないでください。傷の発生などにより防水/防塵性能の劣化を招くことがあります。

  • microSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバー裏面のゴムパッキンは防水/防塵性能を維持する上で重要な役割を担っています。はがしたり傷つけたりしないでください。また、ゴミが付着しないようにしてください。


microSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバーの閉じかた

矢印の方向へカバーを押し込んですき間がないことを確認してください。

ご使用にあたっての注意事項

次のイラストで表すような行為は行わないでください。

また、次の注意事項を守って正しくお使いください。

  • 付属品は防水/防塵性能を有していません。

  • 規定以上の強い水流(6L/分以上の水流:例えば、蛇口やシャワーから肌に当てて痛みを感じるほどの強さの水流)を直接当てないでください。IPX5の防水性能を有していますが、故障の原因となります。

  • 万一、塩水や海水、清涼飲料水がかかったり、泥や土などが付着したりした場合には、すぐに洗い流してください。乾燥して固まると、汚れが落ちにくくなり、傷や故障の原因となります。

  • 熱湯に浸けたり、サウナで使用したり、温風(ドライヤーなど)を当てたりしないでください。

  • 水中で移動させたり、水面に叩きつけたりしないでください。

  • 水道水に浸けるときは、30分以内としてください。

  • プールで使用するときは、その施設の規則を守って、使用してください。

  • タブレットデバイスは水に浮きません。

  • 水滴が付着したまま放置しないでください。寒冷地では凍結し、故障の原因となります。

  • マイク、スピーカーに水滴を残さないでください。

  • microSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバーが開いている状態で水などの液体がかかった場合、内部に液体が入り、感電や故障の原因となります。そのまま使用せずに電源を切って、相談窓口へご連絡ください。

  • microSDカード挿入口カバー、microUSB接続端子カバー裏面のゴムパッキンが傷ついたり、変形したりした場合は、相談窓口にてお取り替えください。

  • タブレットデバイスが水で濡れた状態でイヤホンなどを接続しないでください。故障の原因となります。

  • 湿気の多い場所に長時間放置しないでください。ご使用後は、浴室から取り出しておいてください。

  • 寒い屋外から暖かい浴室などに急にタブレットデバイスを持ち込まず、一度室内に置いて本体が温まってから持ち込んでください。

注意

  • 実際の使用にあたって、すべての状況での動作を保証するものではありません。また、調査の結果、お客様の取り扱いの不備による故障と判明した場合、保証の対象外となります。

水抜きについて

タブレットデバイスを水に濡らすと、拭き取れなかった水が後から漏れてくることがありますので、次の手順で水抜きを行ってください。

  1. タブレットデバイスを安定した台などに置き、表面、裏面を乾いた清潔な布などでよく拭き取る

  2. タブレットデバイスをしっかりと持ち、20回程度水滴が飛ばなくなるまで振る

  3. タブレットデバイス内部より出てきた水分を乾いた清潔な布などで十分に拭き取る

    • 特にマイク、スピーカーは水が抜けにくいため、布などに押し付けるように下向きにして拭き取ってください。

  4. 乾いた清潔な布などを下に敷き、2〜3時間程度常温で放置して自然乾燥させる

充電のときは

充電時、および充電後には、必ず次の点を確認してください。

  • 充電時は、タブレットデバイスが濡れていないか確認してください。タブレットデバイスが濡れている状態では、絶対に充電しないでください。

  • 付属品は防水/防塵性能を有していません。

  • タブレットデバイスが濡れている場合や水に濡れた後に充電する場合は、よく水抜きをして乾いた清潔な布などで水を拭き取ってから、クレードル(別売)に差し込んだり、microUSB接続端子カバーを開いたりしてください。

  • microUSB接続端子カバーを開いて充電した場合には、充電後はしっかりとカバーを閉じてください。

  • ACアダプターやmicroUSBケーブルは、風呂場、シャワー室、台所、洗面所などの水周りや水のかかる場所で使用しないでください。火災や感電の原因となります。

  • 濡れた手でACアダプターやmicroUSBケーブルに触れないでください。感電の原因となります。