- プロのイラストレーターは、VAIO® Duo 13をどう使いこなすのか? 編集部では、イラストレーターの須田悠さんが釣り好きの友人のために「魚拓アート」作りをするという情報をキャッチ。ならばと、VAIO® Duo 13での制作に挑戦していただきました!
近年、新しい釣り記録の残し方として、釣り好きの間で流行しているデジタル魚拓。釣った魚を写真に撮って切り抜くだけというものから、従来の魚拓のように墨で姿を写し取ったように加工するものまで、様々なスタイルがあります。 付属の専用デジタイザースタイラス(ペン)によって、写真の切り抜き加工が驚くほど簡単にできるVAIO® Duo 13は、そんなデジタル魚拓制作にもぴったりのツール。また、手のひら検出機能や筆圧感知機能で、スムーズな手書きができるのも魅力です。
そこで今回は、「プロのイラストレーターがVAIO® Duo 13のプリインストールソフトのみで、本気でデジタル魚拓を作るとどうなるか?」を検証。ストリートカルチャーなどをモチーフにした現代版浮世絵を描いているイラストレーターの須田悠さんに、ご友人が釣った魚の画像をもとにした、ちょっと斬新なデジタル魚拓作りに挑戦していただきました。
普段の制作スタイルは「下絵は紙、着彩はPC」と言う須田さん。今回は下絵も含めすべてVAIO® Duo 13で行っていただきましたが「ペンの感度やレスポンスがとてもスムーズで、紙と似た感覚で描けるのが良かった」そうです。また、描いたもののコピペや、色変え、不要な線を簡単に消せるのも“デジタルでの手描き”ならではの良さ。「特に便利だったのはタッチによる拡大縮小。拡大して細かい部分を書き込み、戻して全体を見て、また拡大して書き込む。手で直感的に操作できるので、とても素早く楽に作業ができました」。
では、ペンの書き心地は?「適度な重みがありとても持ちやすく、描いていて疲れたりストレスに感じることはまったくありませんでした。僕は筆圧がかなり強い方なのですが、タブレットモードでの描きやすさはもちろん、キーボードモードで描いても画面がしっかり固定されていて、ぐらつくことがありません。立ち上がりも速く、本当にノート感覚で使えます。特に下絵やラフを描くには最高のツールですね。持ち歩きたくなる軽さなので、気分転換にカフェや公園で描いたり、タブレットモードにして寝転んで描いたり。いつもとも違う姿勢や場所で描くことで、新しいインスピレーションも生まれそうです。」
最初の作業は魚の画像を切り抜きです。今回須田さんが使用したのは、画像切り抜き加工のためのソフトウェア「Active Clip™」(プリインストール)。魚の輪郭をペンでラフになぞるだけで、エッジを自動検出して驚くほど簡単に切り抜きができるこのソフト。「普段は、別のソフトで切り抜き加工をしているんですが、Active Clip™の速さと簡単さにはびっくりしました。1分もかからずに切り抜けてしまうんですから」
次に、完成した魚の切り抜き画像を手書き入力対応のノートソフトウェア「Note Anytime for VAIO」(プリインストール)にコピペして、周りにイラストを描いていきます。Active Clip™との連携もスムーズで、下絵から着彩までをこなせる便利なソフト。ちなみに須田さんが着彩に使用したのは、標準で用意されている24色のみ。透明度を高めに設定して重ね塗りすることで好みの色を作っていくのだそうです。「ソフトによっては筆圧感知機能に対応しているものもあります。微妙な線の表現もできるので、もっと表現の幅が広がると思います」
須田さんがVAIO® Duo 13で
作成したイラストを壁紙にしました。
1985年東京生まれ。東京工芸大学芸術学部在学中から浮世絵、特に歌川国芳の作品に心酔し、徐々に浮世絵の表現を用いた作品を制作するようになる。Web制作会社に約4年間勤務した後、独立。コーヒーショップのロゴやPOPツール、Jazzrockバンドのアートディレクション等にも携わる。現在はデザイン事務所PILEに在籍し、フリーランスとしても活動している。当時の浮世絵が民衆のための娯楽だったように、流行や皮肉、ユーモアとかっこよさを持ち合わせた、エンターテインメント性のある作品をモットーに制作している。
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