215W高圧水銀ランプの採用により、1,800lm(ルーメン)という高輝度を実現。また、この高輝度を生かして、バランスのとれた豊かな色彩と明るさを両立させた「ブライトシネマ」「ブライトTV」モードを搭載しました。完全遮光のできないリビングシアターなどでも、くっきりとした高品位な画像が楽しめます。
映画の映像を忠実に再現するためには、さまざまなシーンでの映像表現力が重要です。「アドバンストアイリス3」では、映像の白から黒への比率を識別してアイリスを絞ることで、ランプからの光量を映像に合わせ適切に調整します。たとえば光量を下げた場合でも、ピーク輝度を電気処理により、もとの白ピークレベルまで補正。また、この電気処理により、さらに深い黒を再現できダイナミックレンジを拡大しました。また、高いコントラスト性能を持つ「SXRD」や「ハイコントラストプレート」などの組み合わせにより、高コントラスト比を実現。暗いシーンの多い映画では黒の階調を豊かに表現でき、被写体の立体感やディテール、そして映像の奥行き感をリアルに描きだします。また、映画のジャンルや映像ソースによってフル/リミテッド/切、という3つのモードを選択できます。
※ 「アドバンストアイリス3」は3Dではお使いになれません
高いコントラスト性能を持つ「SXRD」や「ハイコントラストプレート」とアルゴリズムを最適化した「アドバンストアイリス3」の組み合わせによって、VPL-HW60は最大120,000:1のダイナミックコントラストを実現しています。暗いシーンの多い映画などで黒の階調を豊かに表現でき、被写体の立体感やディテール、映像の奥行き感をリアルに表現します。
ランプコントロール「低」時のランプ寿命が6000時間(*)に大幅アップしました。2時間の映画を毎日1本見て約8年、2時間の映画を1週間に2本見て約28年、と長くお楽しみいただけます。
* 時間は目安であり、保証するものではありません
液晶技術「モーションフロー」には、映画やテレビ放送の映像を1秒間120コマで表現し、なめらかな動きを再現するモーションエンハンサー機能と、残像感を低減するフィルムプロジェクション機能の2つがあります。120Hzハイフレームレート対応の「SXRD」と相まって、映画をはじめ、スポーツなどの動きの速い映像をくっきり、なめらかに表現します。また、3D映像再生時には1秒間240コマの映像をつくりだすことができる240Hz駆動により高品位な3D映像を実現し、3Dコンテンツを迫力ある大画面で楽しめます。
1/60秒(60i)や1/24秒(24p)ごとに連続する静止画を撮影するカメラでは、その間(1/60秒間や1/24秒間)に被写体が動いている場合、映像に「ぼやけ」が生じます。IBリダクション機能は、その「ぼやけ」を検知し補正する技術です。VPL-HW60では、この補正後の映像をもとに補完映像をつくりだす処理を行うため、よりくっきりとした映像を再現できます。
モーションエンハンサーでは、映しだされる映像の動き、スピードを分析。ソニーが映像機器の開発の中で培った独自のアルゴリズムで、精度の高い補完映像を新たに60コマつくりだし、通常1秒間60コマの映像を120コマで再現します。さらに、縦、横、斜め、すべての動きの緻(ち)密な検知と映像処理に加え、ハイフレームレート対応の「SXRD」の採用により、動きの速い映像をくっきり、なめらかに表現します。
映画など1秒間24コマで撮影された映像では、動きの情報量が足りず映像がなめらかにつながらないことがあります。モーションエンハンサー機能では、1秒間24コマの映像の1コマあたりに3コマの補完映像をつくりだし、1秒間96コマの映像で再現。動きの激しいアクションシーンなども、なめらかな映像で映しだします。
シーンごとの信号成分をリアルタイムに分析し、最適な階調、コントラストが得られるよう、映像の明るい部分・暗い部分のレベルを自動的に補正。階調表現を向上させることで、メリハリのある、躍動感にあふれた映像を再現します。
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